ボクシングモバイルニュース
[試合後談話]2025.9.7

WBO-APチャンピオン池本夢実が静岡で凱旋防衛戦!

 駿河男児BOXING GYM BOXING EVENT「Desafio12」で、WBOアジアパシフィック女子ライトフライ級タイトルマッチが7日、チャンピオン池本夢実(琉球)の地元・静岡で行われ、ナタナン・サギアムチット(タイ)を挑戦者に迎えて初防衛戦に臨んだ。

 池本の足の位置を確認しながら、カウンターに右を合わせたナッタナン。初回は池本が距離を詰めて先に手を出した。2回、距離を詰める池本だが、詰めきれず。ナッタナンは前屈みに構えて、池本の打ち終わりに左フックを合わせたが、池本は被弾を回避した。試合が動いたのは4回、連打で詰めた池本がダウンを奪った。ラウンドの終了まぎわに、相打ちで2度目のダウンを奪った。5回、池本の右ストレートが顔面を捉えると、レフェリーが試合を止めた。


 

 試合に関して池本は「頭を下げてきたので、右ストレートを狙った、最初はボディアッパーでダウンを奪った。出だしが固かった。いつもと違う緊張感。たくさんの人の応援で安心できた」と振り返った。

 池本は「初めて防衛戦をやらせてもらえて嬉しいです。毎回、KOで勝つことを目指してる。試合前から意識が変わった。世界のテッペン目指して頑張る。もっと試合したい。年に2、3試合したい」と抱負を述べた。