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[海外前日計量]2025.9.7

IBFスーパーフェザー級戦ヌニェスが初防衛戦

ヌニェスvsディアス

 IBF世界スーパーフェザー級王者エドアルド・ヌニェス(28=メキシコ)が、地元ロスモチスのリングで初防衛戦を決行。日本時間の7日、メキシコ・シナロア州ロスモチスで、3度目の世界挑戦となるクリストファー・ディアス(30=プエルトリコ)を相手に、伝統のメキシカンvsプエルトリカンの打撃戦を展開した。

ヌニェスが2度倒し、判定で初防衛
 序盤は、ジックリと待ち構える王者ヌニェスに対し、積極的に仕掛けたのは挑戦者ディアス。ディアスが上下にパンチを打ち分ければ、ヌニェスはしっかりと捌いて、カウンターを打ち込んだ。中盤の7回にはヌニェスが右を当て、バランスを崩しグローブをマットに付けたディアスにダウン宣告。その後の追撃でダウンを追加し、ヌニェスが流れを引き寄せた。終盤に入ると、ディアスがインファイトを仕掛けて打撃戦に突入。最後まで両者が手を出し続け、大歓声の中で試合は終了した。判定は3-0(117-109×2、116-110)で、ヌニェスが勝利、初防衛に成功した。

 試合後にはWBO世界同級スーパー王者のエマヌエル・ナバレッテ(30=メキシコ)がリングイン。互いに統一戦への意欲を示し、会場の期待感は最高潮に。更に、ヌニェスのプロモーターであるエディ・ハーン氏が観衆を煽り、統一戦実現に向けたムードを一層高めた。