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[試合後談話]2025.8.21

北野武郎vs松本磨宙! 日本ユース王座はKO決着!

日本ユース・ミニマム級王座戦
 日本ユース・ミニマム級タイトルマッチ、王者の北野武郎(21=大橋)対挑戦者の松本磨宙(23=泉北)が21日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル141」で行われた。

 世界ランカーの北野とタイトル初挑戦の松本の、サウスポー対決に注目が集まった。
北野武郎(大橋)が初防衛に成功!
 サウスポー同士による一戦は、北野がジャブを飛ばしてリズムを作ると、左オーバーハンドから追撃の左でダウンをゲット。再開後、左で再び松本を倒した。3回、北野は左右アッパーで効かせると、最後は右フックでダウンを奪い、決着をつけた。
「ジャブに手応えがあった」
 圧巻のパフォーマンスを見せた北野は、「ジャブの当たり方で『イケる!』と思った。効かせてから詰めることを意識して、練習してきたことがKOにつながった。松本選手は立ち向かってくる気持ちの強さがあった」と挑戦者を称えつつも、自身の出来に満足な表情を浮かべた。
「WBO-AP王座を狙っていきたい」
 現在、WBOアジアパシフィックで1位につけている北野は、「年内にWBO-APのベルトを狙いたい」と力強く宣言。世界に近づくための、さらなる一歩を誓い、取材を締めくくった。
「パンチが硬かった」
 一方、悔しい敗戦となった松本は「考えすぎてしまい、動きが硬くなり初回で面を食らってしまった。距離を詰めてきたので、やり合おうと思ったが…。(北野選手は)パンチが硬かった」と肩を落とした。
採点表