国本陸がロサンゼルス合宿へ 次戦OPBF王座決定戦に向け実戦強化

　WBOアジアパシフィック・日本ミドル級2冠王者の国本陸(六島)が、8月20日、米ロサンゼルスでスパーリング合宿のため渡米した。帯同するのは武市晃輔トレーナーで、武市トレーナーは8月29日まで同行。その後は国本が単独で現地に滞在し、9月10日まで約3週間にわたり、実戦トレーニングを積む。

　今回の渡米は、次戦となるOPBF東洋太平洋ミドル級王座決定戦に向けた強化が主目的。さらに「世界挑戦3年計画」の一環として、本場アメリカでの経験を重ね、実力を一段と引き上げる狙いもある。

　国本は「この合宿をさせていただくことに感謝しています。本場アメリカで、いろんなことを吸収して帰国したい。次のOPBF王座決定戦の相手も強いので、さらにレベルアップして、圧倒できる内容でアジア3冠を達成したいと思います。英語も頑張ります! サンキュー!」と意気込みを語った。

　六島ジム期待のホープが、ロサンゼルスでの武者修行を糧に、アジア3冠王者、そして世界挑戦への道を切り拓く。