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[インタビュー]2025.7.22

井上彪「形にはこだわらない。ベルトが欲しい」

井上彪(26=六島)
 日本ライトフライ級1位の井上彪(26=六島)が、ボクシングキャリア最大の挑戦に臨む。井上は、8月3日(日)、大阪市立住吉区民センターで開催される「コスメフェリーチェ株式会社 presents You will be the Champion 23」のメインイベントにて、IBF(国際ボクシング連盟)同級7位の谷口将隆(31=ワタナベ)と激突。争われるのは、空位となった日本・OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座だ。

 井上は、アマチュア時代に70戦56勝14敗の成績を残し、その実力を証明。一度はボクシングから離れ、警察官として社会に貢献しながらも、胸の中のボクシングへの情熱は冷めることなく、再燃。2022年10月にプロデビューを果たすと、5戦目で当時のWBO-AP王者のジェイソン・バイソン(27=比)に挑戦するなど、早くも注目を浴びている。

 拳を交える谷口は、元世界王者の経験と実力を兼ね備えた難敵だ。