[海外試合結果]2025.7.13
RINGⅢでWBCスーパーライト級戦プエジョvsマティアス
米国・ニューヨーク、クイーンズのルイ・アームストロング・スタジアムで日本時間13日、ゴールデン・プロモーションとリヤド・シーズンによる興行「RINGⅢ」が開催された。
メインでは、WBC世界ライト級タイトルマッチが行われ、王者アルベルト・プエジョ(30=ドミニカ共和国)が、挑戦者で元IBF同級王者のサブリエル・マティアス(33=プエルトリコ)を迎え、2度目の防衛戦に臨んだ。
また、元WBA世界ライトヘビー級王者デビッド・モレル(27=キューバ)が、IBF同級6位のイマム・ハタエフ(30=ロシア)との再起戦に臨んだ。
マティアスが判定で世界王者返り咲き
サウスポーのプエジョは序盤、ジャブとフットワークで距離を取りながら戦うも、マティアスはプレッシャーをかけ続け、上下にパンチを散らす展開に。中盤からは、マティアスが手数と強打を増やして主導権を握り、プエジョもカウンターで応戦するが、次第に押し込まれていった。終盤は激しい打ち合いとなり、マティアスの左フックやボディ攻撃が効果的にヒット。スタミナを削られたプエジョを押し切り、試合終了のゴングを迎えた。
判定は1者が114-114のドローとしたが、残る2者がともに115-113でマティアスを支持。マティアスがWBC世界ライト級王座に返り咲いた。
モレルが2-1で辛くも判定勝利
サウスポーのモレルはジャブとフットワークで軽快に動くと、ハタエフは中間距離からコンビネーションで探りを入れる展開。すると5回終盤、ハタエフが強烈な右フックで、モレルからダウンを奪った。モレルはロープにもたれながらも立ち直り、6回以降も粘り強く戦う。その後は、モレルがペースを調整しつつ、相手のスタミナ切れを突いて左フックやアッパーで反撃を強めた。ハタエフは手数と精度が落ちるも、最後まで戦い抜き、終了のゴングを迎えた。
判定は、1者が95-94でハタエフ、2者が96-93、95-94でモレルを支持し、2-1のスプリット・デシジョンでモレルが再起戦を勝利した。
判定は、1者が95-94でハタエフ、2者が96-93、95-94でモレルを支持し、2-1のスプリット・デシジョンでモレルが再起戦を勝利した。