[海外前日計量]2025.7.11
女子世界4冠王座統一戦テイラーvsセラノⅢ
NYでラバーマッチ
女子世界スーパーライト級4冠統一王者ケイティ・テイラー(39=アイルランド)と、WBA&WBO世界女子フェザー級王者アマンダ・セラノ(36=プエルトリコ)による3度目の対決が目前に迫った。日本時間の12日、米ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われる一戦を前に、前日計量が実施された。
テイラーvsセラノ3
スーパーライト級リミットの63.5kgに向けた前日計量で、4冠王者ケイティ・テイラーは61.5kg、挑戦者アマンダ・セラノは61.6kgと、ともにリミットを大きく下回って、計量をクリアした。
両者はこれまで2度対戦し、2022年4月の初戦はテイラーが2-1の判定勝ち。続く昨年11月の再戦でもテイラーが3-0の判定で勝利を収めた。今回はシリーズ第3戦となる“ラバーマッチ”として大きな注目を集めている。セラノは男子と同様の12回戦・3分制を要求したが、これは認められなかった。女子ボクシング史上最大の戦いと称されるこの一戦に、世界中の期待が高まっている。
女子世界スーパーフェザー級4冠王座統一戦
セミファイナルでは、女子世界スーパーフェザー級4冠統一戦が組まれている。4団体統一王者のアリシア・バウムガードナー(31=アメリカ)に対し、元WBA暫定王者で2階級制覇の実績を持つジェニファー・ミランダ(38=スペイン)が挑む。
スーパーフェザー級のリミット58.9kgに対し、バウムガードナーは58.7kgで計量をパス。ミランダもリミットちょうどの58.9kgで秤を降り、世界4冠奪取へ向け準備を整えた。