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[前日計量]2025.7.4

荒本一成vs中田勝浩! ミドル級の激闘に期待!

ミドル級8回戦
 アマチュア12冠の実績を持ち、OPBF東洋太平洋ミドル級6位にランクしている荒本一成(25=帝拳)と元日本ランカーの中田勝浩(34=井岡弘樹)が4日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。

 試合は、明日(5日)、後楽園ホールで開催される「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.34 」ミドル級8回戦で行われ、その模様はU-NEXTで独占ライブ配信される。
荒本一成(帝拳)72.3㎏
 初のミドル級での試合となる荒本は、リミットを200g下回る72.3㎏でクリアした。「大学2年時69㎏に落として以来6年ぶり。何とか落ちました」と語ると、「スーパーミドル級で戦っていた時は、大きい相手と戦っていた。自分のキャパ的に、この階級が一番良い」と、ミドル級への本格的な取り組みを決意した背景を明かした。

試したいことが2~3個ある

 また、「前回の試合から経験を積み、課題を克服してきた。その上で試したいことが2~3個ある」と意気込んだ。
アマ時代のライバル森脇唯人(ワールドS)に刺激をもらう
 アマチュア時代のライバルで東京五輪ミドル級代表の森脇唯人(28=ワールドスポーツ)が今年6月にプロデビューを果たし、荒本も刺激を受けている様子だ。

 「階級も近くて、あの人も頑張っているので、自分も負けてはいられない。無言の刺激をもらっている」と、ライバル関係の中で成長を誓う。
中田勝浩(井岡弘樹)71.9㎏
 対する中田は、600gアンダーの71.9㎏でパスした。計量後、取材に応じた中田は、「映像はあまり見ていないが、強いと思う。自分が得意とする戦い方で勝つ」と意気込んだ。

 ここ数戦、勝ち星から遠ざかっているだけに、「流れを変えるためにも、久しぶりに勝ちたい」と闘志をみなぎらせていた。