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[引退表明]2025.7.2

世界2階級制覇チャンピオン京口紘人が引退!

京口紘人(ワタナベ)

 世界2階級制覇を達成した京口紘人(31=ワタナベ)が7月2日、自身のYouTubeチャンネルで、現役引退を発表した。

 京口は、2016年4月17日にプロデビュー。翌年の2017年7月23日、デビューからわずか1年3カ月でIBF世界ミニマム級王座を獲得し、日本人最速での世界王者となった。2度の防衛に成功したのち、2018年12月31日にはWBA世界ライトフライ級王座を獲得。スーパーチャンピオンとして4度の防衛に成功している。

 2022年11月1日には、WBC同級王者の寺地拳四朗(32=BMB)との王座統一戦に臨んだが、2団体統一はならず。その後フライ級へと転級し、2025年3月13日、両国国技館でWBO世界王者アンソニー・オラスクアガ(26=米国)に挑戦した一戦が、やキャリア最後の試合となった。

 “Mad Boy”の愛称で親しまれた京口は、マカオ(中国)、ダラス(米国)、グアダラハラ(メキシコ)など、海外のリングでも世界戦を戦い、現地ファンからも高い支持を得ていた。