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[リングサイドの目へ]2025.6.20

高田勇仁がアラネタvsタノンサックを観戦!

高田勇仁(ライオンズ)
 WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級1位の高田勇仁(27=ライオンズ)が19日、東京・大田区総合体育館で開催された「NTTドコモ presents Lemino BOXING」でIBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級王座決定戦、同級1位のクリスチャン・アラネタ(30=比)対同級2位のタノンサック・シムシー(25=タイ/グリーンツダ)を観戦した。

 世界に最も近い位置にいる高田は、1階級上の世界タイトルマッチを見て、いろいろと感じたことがあるようだ。
「タノンサック選手の足捌きが参考になった」
 試合後、取材に応じた高田は、「アラネタ選手は一発一発のパンチとカウンターが良かったが、途中から狙いすぎていたように感じた。タノンサック選手が手数とフットワークで上回っていた。打ち合いになった時に、タノンサック選手は分が悪いと思ったのか、距離で捌いたのが良かった。ポイント的には問題なくタノンサック選手だった」と、タノンサックの作戦遂行能力の高さを褒め称えた。
タノンサック・シムシー(Gツダ/タイ)が新王者!
 技術面においての気づきもあったようだ。「世界のトップ選手はスピードやタイミングの取り方が上手い。自分はここ数戦、打たれすぎているので、ディフェンスを強化しないといけない。タノンサック選手の足捌きが参考になった」・

 「自分もトップ選手との実践練習を重ねている。世界戦が決まったら、(王座の場を)獲る自信がある」と、来るべき世界挑戦に向けて気持ちを高めた。