[試合後談話]2025.6.10
渡来美響の再起戦!
渡来美響(三迫)が攻める!
日本スーパーライト級4位の渡来美響(26=三迫)が10日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」に出場。スーパーライト級8回戦でペピト・マサンカイ(31=比)と対戦した。
渡来は、今年3月の日本王座戦以来の再起戦の舞台に立ち、そのパフォーマンスに多くの注目が集まった。
渡来は、今年3月の日本王座戦以来の再起戦の舞台に立ち、そのパフォーマンスに多くの注目が集まった。
渡来美響(三迫)が復活!
今年3月1日以来の再帰戦も落ち着いた様子の渡来は、ジャブと左ボディに右アッパーを加えてリズムを作った。試合は5回、ワンツーでダウンを奪った渡来が、左フックでマサンカイをぐらつかせたところで、レフェリーが割って入った。強い渡来は健在!
「タイトルに絡んでいきたい」
KO勝ちで復活した渡来は、「復帰戦ということで、特に緊張感を持って試合に挑むことができた。相手はKO率通り、パンチが強くてジャブひとつでも致命傷になると思ったので、気を引き締めて戦った。リラックスした状態で、練習通りのパンチが出せたのが良かった」と冷静に試合を振り返った。
「復帰前から、すぐにタイトル戦線に絡めるように意識していた。次は、しっかりタイトルを狙っていきたい」と、タイトル再挑戦に向けて気持ちを高めた。
「復帰前から、すぐにタイトル戦線に絡めるように意識していた。次は、しっかりタイトルを狙っていきたい」と、タイトル再挑戦に向けて気持ちを高めた。
「一つのミスが命取りになってしまった」
一方、KO負けを喫したマサンカイは「一つのミスが命取り。勝つ時もあれば負ける時もある。それがボクシング。渡来は強くて素晴らしかった。本当にいい選手だと思う」と短い言葉の中に、渡来への敬意を忘れなかった。