[試合後談話]2025.5.20
細川兼伸vsA・アルバラード! 日米ファイター対決!
激戦!
日本スーパーバンタム級3位の細川兼伸(22=ワタナベ)とエイドリアン・アルバラード(26=米)が20日、後楽園ホールで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION 8」121lb(約54.9㎏)契約8回戦で対戦した。
初回から激しいパンチの応酬で、会場を盛り上げた。
初回から激しいパンチの応酬で、会場を盛り上げた。
細川兼伸(ワタナベ)が5連勝!
初回から接近戦で、激しいパンチの交換。細川が左フックでバランスを崩すと、連打で攻勢。プレスをかけて回転力を活かした連打で押し込んだ。6回、エイドリアンは左ボディで動きを止めたが、細川も押し負けなかった。ジャッジ2者の支持を得た細川が、5連勝を飾った。
「プロは面白い試合をしてなんぼ」
試合後、取材に応じた細川は、「ジャッジの好みが出た試合になったと思う。100%勝ち切れた自信はなかったが、常に前に出たのが勝因。プロは面白い試合をしてなんぼ。盛り上がる試合ができて良かった。勝ててホッとしている」と、笑顔を浮かべながら激戦を振り返った。
Sバンタム級に細川兼伸!
現在、日本ランキング3位で秋から行われる日本王座挑戦者決定戦への出場も見えてきた細川だが、「小口さん(小口忠寛トレーナー)が組んでくれた試合を勝っていくだけ。今日の試合で自信につながったが、課題も見えた。練習して強くなっていく」と、さらなる精進を誓った。
「また日本で試合がしたい」
一方、敗れたアルバラートは、「タフな試合だった。アッパーの感触も良く、勝ったと思ったが…。(細川は)打たれ強くて素晴らしい選手。周りのサポートにも感謝している。日本が大好きだから、またチャンスをもらえれば、ここで試合をしたい」と振り返り、日本ファンへの感謝でインタビューを締めた。