[試合後談話]2025.5.11
刈谷で地元のホープが躍動!
注目のプロ2戦目
11日、刈谷市あいおいホールで行われたKNOCK OUT BOXING vol.11のメインイベントで犬塚琉樹(20=名古屋大橋)と渡邉優希也(28=DANGAN郡山)がバンタム級4回戦で対戦した。
前回のデビュー戦を衝撃KOで飾った中部のホープは、地元のリングでどんなパフォーマンスを見せたのかーー。
前回のデビュー戦を衝撃KOで飾った中部のホープは、地元のリングでどんなパフォーマンスを見せたのかーー。
犬塚が再びの秒殺KO!
試合は犬塚が落ち着いて相手の動きを見る静かな立ち上がりでスタート。郡山から刈谷に乗り込んできた渡邉は、前に出たところで右ストレートをもらい、1度目のダウンを奪われる。渡邉は立ち上がるも犬塚の追撃にあい、再び右ストレートを側頭部にもらい、2度目のダウンを喫する。即座レフェリーが試合を止め、犬塚が2戦連続の秒殺KO勝利を挙げた。
「今回は納得いっていない」
犬塚は試合後インタビューで、2戦連続KO勝利について「今回は納得いっていない」ときっぱり答えた。続けて「倒そうとしすぎて大振りになってしまった。もっと冷静に行って綺麗に倒したかった」と反省の弁が口をついた。
試合プランについては「映像で相手のことを見て、ガツガツくるとわかっていた。相手が出てきたところに合わせて、パンチを当てることを心がけた」と明かした。
試合プランについては「映像で相手のことを見て、ガツガツくるとわかっていた。相手が出てきたところに合わせて、パンチを当てることを心がけた」と明かした。
練習した右ストレート!
試合の内容について「練習してきた右のパンチは当てられた。感触があった」と、はにかんだ。
今回の試合に点数をつけるとしたら? との記者の下世話な質問には「10点満点中5、6点」と控えめだった。犬塚はこの理由を「試合の中で冷静になることが出来ていない。スパーでもなかなか出来ない」と述べた。
初のメインイベントについては「しっかりKOできてよかった。メインイベントに関して全くプレッシャーはなかった」と強心臓ぶりを見せた。
今回の試合に点数をつけるとしたら? との記者の下世話な質問には「10点満点中5、6点」と控えめだった。犬塚はこの理由を「試合の中で冷静になることが出来ていない。スパーでもなかなか出来ない」と述べた。
初のメインイベントについては「しっかりKOできてよかった。メインイベントに関して全くプレッシャーはなかった」と強心臓ぶりを見せた。
「まずは新人王になる」
まだあどけない顔で、はにかみながらインタビューに答えていた犬塚だが、試合中は笑いながら殴る場面もあった。それについては「リングの上は楽しい。テンションが上がって自然に出てしまう」と猟奇的な一面を覗かせた。
今日は会場に犬塚の母校、享栄高校ボクシング部の後輩たちが応援に駆けつけていたことに「本当に気合が入る。応援してくれる人数も多かったので」と感謝した。
今後の抱負については「まずは新人王になること。8月に中部地区の決勝があるので、それをぶっ倒して優勝すること」と強く意気込んだ。
今日は会場に犬塚の母校、享栄高校ボクシング部の後輩たちが応援に駆けつけていたことに「本当に気合が入る。応援してくれる人数も多かったので」と感謝した。
今後の抱負については「まずは新人王になること。8月に中部地区の決勝があるので、それをぶっ倒して優勝すること」と強く意気込んだ。
ランカーを狙う2人が激突
そしてこの日のセミファイナルでは鶴海高士(28=石田)と近藤冬真(28=蟹江)のバンタム級8回戦が行われた。試合は、鶴海がテンポの速いコンビネーションで攻め、近藤をロープに押し込むが、近藤も強いハートとフィジカルで前に出て、アタックしつづけた。試合は、的確にダメージングパンチを当て続けた鶴海がタフゲームを制した。
試合後、鶴海は記者のインタビューに「倒すことにこだわっていたが、判定となってしまった。コンビネーションを当てて効いていることは分かっていたが、倒しきれなかった。終盤は打ち疲れもあった」と勝者ながら反省しきりだった。今後については「9月に試合が決まっている。そこに向けてやっていく。そしてランキングに復帰したい」と締め括った。
試合後、鶴海は記者のインタビューに「倒すことにこだわっていたが、判定となってしまった。コンビネーションを当てて効いていることは分かっていたが、倒しきれなかった。終盤は打ち疲れもあった」と勝者ながら反省しきりだった。今後については「9月に試合が決まっている。そこに向けてやっていく。そしてランキングに復帰したい」と締め括った。