[WBC発表]2025.5.9
WBCがパッキャオの世界挑戦を後押し
マニー・パッキャオ(比)
WBC(世界ボクシング評議会)は8日、世界ウェルター級王者のマリオ“アステカ”バリオス(29=米国)に関して、「あのマニー“パックマン”パッキャオ(46=比)を相手に、王座防衛戦を行う可能性が出てきた。この試合は、今年7月19日にアメリカ・ネバダ州ラスベガスで行われる可能性がある」と伝えた。
WBC世界ウェルター級王者マリオ・バリオス(米国)
フィリピンの炎、再びリングへ――というタイトルが付けられた今回のプレスリリースでは、「パッキャオが復帰を考える主な理由は、『WBC王者として正式に引退したい』という願いからだ」とし、2021年8月にヨルデニス・ウガス(38=キューバ/米国)戦で、判定負けを喫して以来となるレジェンドの現役ラストマッチを、WBCは後押ししている。ただし、「パッキャオが復帰するには、必要なメディカルチェックとネバダ州アスレチック・コミッションの承認を受ける必要がある」と、公式戦として行うためのハードルが残っていることも伝えられている。