[試合後談話]2025.3.18
今宵の後楽園ホールは熱戦が続いた!
激戦!
日本スーパーバンタム級11位の高橋利之(25=KG大和)と柿元蓮(28=ワタナベ)が18日、後楽園ホールで開催された「WLD vol.1」のメインイベント、フェザー級8回戦で対戦した。
高橋がランカーの力を示し、再起に成功したのか? それとも、A級初戦でランカーに挑んだ柿元が下克上を果たしたのか?
隣接する東京ドームでは、メジャーリーグベースボール(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスが行われ、盛り上がりを見せていたが、ボクシングの聖地でも熱き戦いが繰り広げられた。
高橋がランカーの力を示し、再起に成功したのか? それとも、A級初戦でランカーに挑んだ柿元が下克上を果たしたのか?
隣接する東京ドームでは、メジャーリーグベースボール(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスが行われ、盛り上がりを見せていたが、ボクシングの聖地でも熱き戦いが繰り広げられた。
高橋利之(KG大和)が勝利
初回は、柿元がボディ攻撃で先制。やや後手に回った高橋は、2回に右フックでダウンを奪うと、その後も相手のボディ攻撃をカバーし、リターンの左フックから回転力を活かした連打でポイントを重ねた。終盤、柿元は右ボディを差し込むと、ロープに詰めてパンチをまとめて猛追。高橋もよく踏ん張り、ランカーとしての意地を見せた。
「阿部さん(阿部麗也)につなげることができた」
昨年8月以来の再起戦を飾った高橋だが、「勝てたことは良かったが、先を見た時に今日の内容では上位ランカーには勝てない。ディフェンスを意識したが、前回の試合と同じパンチをもらってしまった」と快勝にも満足はしていなかった。それでも「8ラウンドを戦う意識やポイントの取り方は、少し良かったと思う」と収穫も口にした。
一つずつ勝っていく
3月25日(火)に試合をするジムの先輩である阿部麗也(31)に勝利のバトンをつなげた。高橋は「阿部さんにつなげることができて良かった。KG大和ジムは、ここから連戦が続くが、先陣を切ることができて良かった」と笑顔を見せた。
一つずつ勝っていく
3月25日(火)に試合をするジムの先輩である阿部麗也(31)に勝利のバトンをつなげた。高橋は「阿部さんにつなげることができて良かった。KG大和ジムは、ここから連戦が続くが、先陣を切ることができて良かった」と笑顔を見せた。
「現状を打破したい」
一方、最後まで食い下がるも、敗れた柿元は「ただ悔しい。周りからは成長したと言ってもらえたが、その感覚はなく、今回の結果が情けない。接っている場面でのポイントの取り方、技術の差を痛感した」と唇を噛み締めた。
続けて「現状に満足せず、悔しい気持ちで日々の練習をしている。いつまでも今のステージにいるつもりはない。今日の悔しさを持ち続けて、さらに上を目指し、現状を打破する」と巻き返しを誓った。
続けて「現状に満足せず、悔しい気持ちで日々の練習をしている。いつまでも今のステージにいるつもりはない。今日の悔しさを持ち続けて、さらに上を目指し、現状を打破する」と巻き返しを誓った。
中川公弘(ワタナベ)が再起に成功!
セミファイナルでは、日本フェザー級12位の中川公弘(33=ワタナベ)が、フェザー級8回戦で、ソンムサック・ヌオーエー(24=タイ)と激突した。中川がプレスをかけながらボディから顔面に繋げると、3回に右オーバーハンドで決着をつけた。
扇実トレーナーと歩んでいく!
昨年10月に日本フェザー級王者の松本圭佑(25=大橋)に挑戦して以来の再起戦を飾った中川は、「勝ててホッとしてる」と控室に戻ってくると、これまでの想いがこみ上げてきて涙を流した。
松本戦で一度はボクシングを辞めることも考えたが、「悔しさがこみ上げてきた。ここで辞めるわけにはいかない」と、1週間後にはジムワークを再開した。
「このままでは終われない」
今後の目標を聞かれた中川は「ランキングを上げて、チャンスを待つ。チャンピオンになることは諦めていない!」と言葉に力を込めた。
松本戦で一度はボクシングを辞めることも考えたが、「悔しさがこみ上げてきた。ここで辞めるわけにはいかない」と、1週間後にはジムワークを再開した。
「このままでは終われない」
今後の目標を聞かれた中川は「ランキングを上げて、チャンスを待つ。チャンピオンになることは諦めていない!」と言葉に力を込めた。