[試合後談話]2025.3.9
アルゼンチンで世界王座奪還を目指した天海ツナミ
アルゼンチン決戦!
WBO・IBF女子世界ライトフライ級タイトルマッチが日本時間の9日、アルゼンチンのサンタフェで行われ、チャンピオンのエブリン・ナザレナ・ベルムデス(28=亜)に元世界王者の天海ツナミ(40=山木)が挑んだ。
天海ツナミ(山木)王座奪還ならず!
序盤から巧みなディフェンス力で、エブリンのジャブの被弾を回避しながら、カウンターを狙った天海だったが、手数で勝るエブリンにペースを握られた。それでも、ギアを上げた終盤には、天海が追う場面が増えたが、決定打に恵まれず判定に。地元のファンの声援を受けたチャンピオンが王座防衛に成功した。
試合後は健闘を称え合った両者。
あと一歩で、詰めきれなかった天海だったが、試合後、「日本からたくさん応援してもらったのに、勝つことが出来ませんでした。すみません! 負けてしまいましたが、ここまで戦えたのは、皆さんの応援のおかげです! ありがとうございました! ベルトは奪還出来ませんでしたが、アルゼンチンで世界戦を戦えたことは、とても幸せでした。応援してくれた皆さん、関わってくださった方達に感謝しかありません。本当にありがとうございました」と、日本で吉報を待っていた多くのファンと支援者に、感謝の気持ちを伝えた。