[引退発表]2025.3.7

加納陸(大成)が引退。

加納陸(大成)

　大成ボクシングジムは7日、元WBO-AP2階級制覇王者で、WBC世界ユース王者も歴任にした加納陸(27=大成)が引退することを発表した。2016年8月20日には、日本人最年少世界王座獲得が懸かった世界戦のリングに上がるなど、タイでプロデビュー後、日本に戻って、17歳で国内デビューして以来、軽量級のトップ戦線で注目を浴び続けてきた。

2024年7月20日ラストマッチ

　ラストマッチは、昨年7月20日に行われたWBO世界フライ級王座決定戦、アンソニー・オラスクアガ(米国)と対戦したが、ベルトには一歩届かなかった。

加納陸(大成)引退。

　プロ生涯戦績は22戦17勝(8KO)4敗(3KO)1分。欲を言えば、もう一度、再起して、世界のベルトを巻くところを見たかった。

　引退式は4月20日(日)、エディオンアリーナ大阪で開催される「TAISEI BOXING PROMOTION 27」で行われる。

4月20日(日)引退式

■加納陸(大成)の戦歴
WBAアジアミニマム級チャンピオン
OPBF東洋太平洋ミニマム級チャンピオン
WBC世界ユースライトフライ級チャンピオン
WBOアジアライトフライ級チャンピオン
WBOアジアフライ級チャンピオン
WBO世界ミニマム級1位
WBO世界ライトフライ級1位
WBO世界フライ級1位