[試合後談話]2025.3.1
アマ12冠荒本一成のプロ2戦目!
荒本一成(帝拳)が出陣!
アマチュア12冠の荒本一成(25=帝拳)が1日、後楽園ホールで開催された「第30回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」に出場。73.8kg契約8回戦で、韓国ミドル級王者のベク・ハソ(34=モンゴル)と対戦した。
8ヶ月ぶりにリングに上がったホープのパフォーマンスに注目が集まった。
8ヶ月ぶりにリングに上がったホープのパフォーマンスに注目が集まった。
韓国王者を撃破!
荒本がジャブを軸にペースを握ると、返しのパンチをブロックで回避。ベクも独特のタイミングからのワンツーで反撃した。7回、荒本はカウンターの左フックで、ダウンを演出。8回、ベクは右ボディストレートで猛追するが、荒本は足を使いながら攻撃を遮断した。
「警戒してむやみに打ち返せなかった」
頭部を氷嚢で冷やしながら取材に応じた荒本は、「ちょっと相手のペースに乗ってしまって切り替えができなかった。パンチがあったので、被弾を警戒してむやみに打ち返せなかった」と勝利にも笑顔はなく、反省の言葉が口を突いた。
「今日はジャブを意識していたが、ジャブは良かったと思う。ただ、ジャブに対してツーを合わせてこようとしているのがわかったので、それも警戒していた。倒した左フックは練習していたものだった」と、練習通りの動きが出来てダウンにつなげられたことを明かした。
「今日はジャブを意識していたが、ジャブは良かったと思う。ただ、ジャブに対してツーを合わせてこようとしているのがわかったので、それも警戒していた。倒した左フックは練習していたものだった」と、練習通りの動きが出来てダウンにつなげられたことを明かした。
「新たな課題が見つかった」
「粟生さん(粟生隆寛トレーナー)のアドバイスも聞こえていたが、応えられなかった。新たな課題も見つかって、それを今後練習できることは収穫。連打などを練習していきたい。経験を積めたと思う」と、最後は前向きなコメントで会見を締めた。
「左フックが強かった」
一方、顔の傷も痛々しいベクは「相手は強くて難しい試合だった。左フックが強かった。ダウンは覚えていない」と、言葉少なに答えて肩を落とした。