[試合後談話]2025.2.24
小雪ちらつく大阪で熱い気持ちが交錯した!
初のメインイベント
時折小雪がちらつく厳寒の大阪で24日、阿倍野区民センターホールで「BENKEI FIGHT vol.4」が開催され、メインイベントでは政所椋(24=KWORLD3)とソウリン・アウン(19=ミャンマー)が対戦した。
政所はメインイベンターとして、客席を盛り上げることができたのかーー?
初回KO!
初回に試合が動いた。政所がプレスをかけて、アウンにロープを背負わせると、右フックでダウンを先取。再開後、スピードのあるコンビネーションで、アウンをコーナーに押し込み、再びのダウンを奪うと、レフェリーが10カウントを数え上げた。政所が初のメインイベントの重責を担い、期待通りの初回KO勝利をあげた。
「タイトル挑戦をしてかっさらっていく!」
試合後、頬を上気させながら取材に応じた政所は「課題として無理にいかない、雑にならない、組み立てからのコンビネーションで倒せるような展開を狙っていたが、想定通りに出来て良かった。相手は身長が高く、同時打ちのジャブが上手かった」と試合を振りかえり、「今後はタイトル挑戦をしていきたい。東洋でも何でも飛び込んで、かっさらっていきたい」と今後について言葉を強め、自信を滲ませた。
「今年中にランカーになる!」
この日、2-0の判定勝利で、山内翔貴(25=本田フィットネス)との新人王対決を制した伊集院嵐(26=KWORLD3)は試合後、快く取材に答えた。
今日の試合については「やりづらかった。相手は身長が高くて距離が長く、当てづらかった」と山内の印象を語った。そして、「もっと自分のボクシングを出したかった。もっと距離を詰めてショートアッパーを打ちたかった。スパーではできていても、練習通りのことを試合に出すのは難しい」と反省の言葉が口をついた。
鋭いジャブやパンチの正確さが魅力の選手だが、自分のボクシングにまだまだ満足せず、更なる高みを見据える。「今後は勝ち続けて、今年中に日本ランキング10位以内に入りたい」と今後の展望を語ると、真っ直ぐな瞳を輝かせた。
今日の試合については「やりづらかった。相手は身長が高くて距離が長く、当てづらかった」と山内の印象を語った。そして、「もっと自分のボクシングを出したかった。もっと距離を詰めてショートアッパーを打ちたかった。スパーではできていても、練習通りのことを試合に出すのは難しい」と反省の言葉が口をついた。
鋭いジャブやパンチの正確さが魅力の選手だが、自分のボクシングにまだまだ満足せず、更なる高みを見据える。「今後は勝ち続けて、今年中に日本ランキング10位以内に入りたい」と今後の展望を語ると、真っ直ぐな瞳を輝かせた。