[海外試合結果]2025.2.15
銀メダリスト対決!WBOライト級戦ベリンチクvsデイビス
ベリンチクvsデイビス
WBO世界ライト級王者デニス・ベリンチク(36=ウクライナ)が日本時間15日、 同級1位のキーション・デイビス(25=米)を挑戦者に迎えて、米国・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン内のザ・シアターで開催されたトップランク興行のメインイベントで、初防衛戦に臨んだ。ロンドン五輪2012のベリンチク、東京五輪2020のデイビスという、銀メダリスト対決が実現し、注目が集まった。
デイビスが2度のダウンを奪い新王者
スイッチヒッターの王者ベリンチクは、右構えを軸に出入りしながら初回からテンポよく試合を進めた。一方、挑戦者のデイビスは、ベリンチクの動きに付き合わず、ジャブで距離を測り右アッパーを当てた。すると3回、開始直後にデイビスがタイミングよく左ボディを打ち込むと、スリップ気味のダウンを取ってペースを掴んだ。ベリンチクは直ぐに立ち上がって、ノーダメージをアピールした。
左ボディを打ち込まれて勝負あり
勝負がついたのは4回、デイビスがコンビネーションから、ガラ空きになった左ボディを打ち込むと、ベリンチクが2度目のダウン。両手両膝をついてダメージの回復を試みたベリンチクだったが、立ち上がれず。レフェリーが10カウントを数え上げ、4回1分45秒KO決着という素晴らしいパフォーマンスで、デイビスがプロ13戦目で世界初載冠を果たした。
新チャンピオン誕生!