[試合後談話]2025.2.13
関西のホープ川渕一統が後楽園ホール初見参!
初回から大きく動いた!
日本ミドル級6位の時吉樹(24=横浜光)と、アマチュア2冠の成績を残しプロに転向した川渕一統(かわぶち・かずさ/20=ABC)が13日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル129&DANGAN273」のメインイベント、ミドル級6回戦で対戦した。
川渕一統(ABC)がダウン応酬の激戦を制した!
サウスポー川渕がジャブで顔を弾くと、左ボディストレートから返しの右フックでダウンを先取。再開後、距離を詰めたが、時吉が左フックでダウンを奪い返し、イーブンに。ダウン応酬の激戦に会場は盛り上がりを見せた。2回、ジャブから組み立てた川渕は、左ストレートで2度目のダウンを奪うと、上下の打ち分けから左ストレートで決着をつけた。昨年11月にデビューした川渕が、わずか2戦目で日本ランカーを撃破した。
2戦目で日本ランカーを撃破!
日本ランキング入りを確実とした川渕は、「前回の試合が終わって、オファーが来た時は驚いたが、やるしかないと腹をくくった。会長とトレーナーに追い込んでもらい、自信をつけてリングに上がった。勝てて本当にうれしい」と笑顔が弾けた。
「オファーが来た時は驚いたが腹をくくった」
川渕は、興國高校でインターハイと全国選抜大会を優勝し、大学に進学したが「早くプロになりたい」と1年で中退し、ボクシングを始めた頃から指導を受けている松本憲亮氏が会長を務めるABCボクシングジムに入門した。
「オファーが来た時は驚いたが腹をくくった」
川渕は、興國高校でインターハイと全国選抜大会を優勝し、大学に進学したが「早くプロになりたい」と1年で中退し、ボクシングを始めた頃から指導を受けている松本憲亮氏が会長を務めるABCボクシングジムに入門した。
左:松本憲亮会長 右:池原久美子トレーナー
大阪・大正区にあるABCボクシングジムは2000年に設立し、昨年1月にプロ加盟したばかりのジムだ。
松本会長は「動画を見て(時吉選手が)強い相手なのはわかっていたが、彼(川渕)ならやってくれると信じていた。自分は現役時代、後楽園ホールで一度だけ試合をしたが、その時の相手が横浜光ジムの日本チャンピオンで、タイトルに挑戦して敗れて引退した。教え子が後楽園ホールで横浜光ジムの選手に勝ってくれた。感慨深いですね」と愛弟子を褒め称えた。
松本会長は「動画を見て(時吉選手が)強い相手なのはわかっていたが、彼(川渕)ならやってくれると信じていた。自分は現役時代、後楽園ホールで一度だけ試合をしたが、その時の相手が横浜光ジムの日本チャンピオンで、タイトルに挑戦して敗れて引退した。教え子が後楽園ホールで横浜光ジムの選手に勝ってくれた。感慨深いですね」と愛弟子を褒め称えた。
Sウェルター級で頂点を目指す!
今後はスーパーウェルター級を主戦場にしていくようで、川渕は「また、東京で試合ができれば。どんどん名前を売っていきたい」と抱負を語った。