[ニュース]2011.12.25
フックの挑戦に「待った」
WBA世界ヘビー級王者アレクサンデル・ポベトキン(露)の2度目の防衛戦が2月25日、ドイツのシュツットガルトでWBO世界クルーザー級V8王者マルコ・フック(セルビア/独)を相手に行われることになったが、その試合に対しWBA1位のハシム・ラクマン(米)陣営が「待った」をかけた。
ラクマン陣営のグレグ・コーエン・プロモーターは「WBAルールではポベトキンは王座決定戦から半年以内、つまり2012年2月27日までに最上位者と戦う義務があるはず。私たちはその権利を見送るつもりはない」と主張。ポベトキン陣営、ラクマン陣営、そして今後のWBAの対応が注目される。
ラクマンは91年にレノックス・ルイス(英)を衝撃的なKOで破ってWBCとIBF王座を同時に獲得したが、7カ月後の再戦で完敗。のちにWBCで返り咲きを果たしたが、そのときも短命に終わった。39歳になったが、最近の3年間は無名相手に5連続KO勝ち中でWBA1位の座にいる。戦績は60戦50勝(41KO)7敗2分1無効試合。
ラクマンは91年にレノックス・ルイス(英)を衝撃的なKOで破ってWBCとIBF王座を同時に獲得したが、7カ月後の再戦で完敗。のちにWBCで返り咲きを果たしたが、そのときも短命に終わった。39歳になったが、最近の3年間は無名相手に5連続KO勝ち中でWBA1位の座にいる。戦績は60戦50勝(41KO)7敗2分1無効試合。