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[海外試合結果]2024.12.26

WBCライトフライ級戦カニサレスvsプラダブスリ

バンコク決戦

 元WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王者カルロス・カニサレス(31=ベネズエラ)と、元WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級王者パンヤ・プラダブスリ(33=タイ)が26日、タイ・バンコクで空位のWBC世界ライトフライ級王座を争った。

プラダブスリが疑問の残る判定勝利で世界2階級制覇
 序盤から力強く攻め込んだのは、カニサレス。ジャブから右を撃ち抜くと、パンヤも左フックから右に繋げ対抗した。パンヤは下がりながらチャンスを狙うも、カニサレスがどんどんと仕掛けて、次第にパワーの差を見せて中盤戦を制す。終盤に入っても、カニサレスがアッパー、フック、ストレートを強振。パンヤは苦しい展開が続いた。終盤戦もカニサレスが攻め抜き、パンヤも懸命に返してゴング。判定は1者が114-114としたが、残り2者が115-113、116-112でパンヤを支持。2階級制覇を達成するも、判定の結果に対しどよめきが広がる会場で、カニサレスはセコンドに肩車され、抗議を体現した。