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[海外試合結果]2024.12.1

WBCフライ級暫定王座決定戦エドワーズvsヤファイ

エドワーズvsヤファイ

 元IBF世界フライ級王者サニー・エドワーズ(28=英)と、東京五輪金メダリストのガラル・ヤファイ(31=英)が日本時間12月1日、英国・バーミンガムのリゾート・ワールド・アリーナで、WBC世界フライ級暫定王座決定戦を行った。

ヤファイがTKOで暫定新王者
 初回から前進してプレッシャーをかけて、連打を放つサウスポーのヤファイに対して、エドワーズはロープまで後退させられた。続く2回も、ボディにパンチを集めるなど攻勢に出たヤファイ。エドワーズはスイッチしながらアッパーを打って対応するも、ズルズルとロープ際に戻された。5回も細かく上下にパンチを打ち続けるヤファイ。そして迎えた6回、手数で圧倒するヤファイは、相手をコーナーに押し込み、あらゆる角度からパンチを決めると、レフェリーがエドワーズを救い出し試合終了。6回1分10秒TKO勝利で、ヤファイが暫定ながら、初の世界王座を獲得した。
正規王者の寺地拳四朗(32=BMB)
WBC世界同級正規王者の寺地拳四朗(32=BMB)が、怪我をしているわけではないため、疑問が残る暫定王者だが、ヤファイの実力は本物。統一戦の実現性など、今後のWBCの判断を注視する必要がある。