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[試合後談話]2024.8.22

志成ジムの大湾硫斗と由良謙神が魅せた!

大湾硫斗(志成)が出陣!
 WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級10位の大湾硫斗(26=志成)が22日、後楽園ホールで開催された「Life Time Boxing Fights 23」セミファイナルに出場。57.0kg契約8回戦でアヌラック・マドゥア(27=タイ)と対戦した。
圧勝!
 ジャブからじっくりと組み立てた大湾は、2回に右ストレートでダウンを先取。再開後、サイドに回り込み左フックで豪快に倒した。
「まだまだ満足していない」
 力の差を見せつけた大湾だが、「攻めてこない相手に、見過ぎてしまうところがある。練習していたことを少しは出せたが、もっと自分から仕掛けていかないといけない。ジムの皆がチャンピオンになっている中、まだスタートラインにも立てていない。もっと頑張ります」と決して満足することはなかった。
由良謙神(志成)が初回KO勝ち
 アマチュア44戦35勝9敗を経て、プロに転向した由良謙神(ゆら・けんしん/22=志成)は、スーパーライト級6回戦で、ティティコーン・ラッタナクン(タイ)と拳を交えた。

 プレスをかけながらじっくりと攻めた由良は、左ボディを突き刺しダウンを演出。ティティコーンに10カウントを聞かせた。
「ゆらけん」です!
 デビュー戦に続き、初回KO勝ちした由良は、「初回で終わらせるのは難しいと思っていたが、相手が上体から入ってきたので、左ボディが入ると思った」と、冷静に試合を振り返った。
 
 今回の勝利でA級に昇格した由良は、「まずはライト級でランキング入りを目指す。自分のことは『ゆらけん』で覚えてください!」と、しっかりとアピールした。