[報告]2024.8.15
WBC世界バンタム級王者の中谷潤人が相模原市長に初防衛を報告
WBC世界バンタム級王者:中谷潤人(M.T)
WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者の中谷潤人(26=M.T)が15日、相模原市役所を訪れて、本村賢太郎市長(54)に初防衛を報告した。
中谷は、7月20日(土)、両国国技館で同級1位のビンセント・アストロラビオ(27=比)に初回KO勝ちした。中谷の姿を見るために、200人を超える参加者が相模原市役所に集まり、注目度の高さを感じさせた。
中谷は、7月20日(土)、両国国技館で同級1位のビンセント・アストロラビオ(27=比)に初回KO勝ちした。中谷の姿を見るために、200人を超える参加者が相模原市役所に集まり、注目度の高さを感じさせた。
多くのファンが詰めかけた
本村市長からスポーツや芸術の分野で優れた成績を収めた選手、団体を対象とした「称讃の盾」が贈られ、「今回も強い姿を見せてくれた。次戦も勝って、28戦全勝(21KO)を29戦全勝(22KO)にしてほしい。現在は、パウンド・フォー・パウンド9位だが、1位を目指して頑張ってください」と激励を受けた。
指名挑戦者を157秒KO!
マイクを握った中谷は、「少し短い時間での試合だったが、ノーダメージで終えることができた。ビッグファイトに繋げるのがテーマだったが、良い内容で勝つことができた」と、指名挑戦者をわずか157秒で撃破した一戦を振り返った。
称讃の盾が贈られた
報告会の後は、参加者からの質問コーナーが設けられた。「今、中学で空手をしているが、高校からボクシングを始めようと思っています。それまでに何かしておいた方がいいことはありますか?」という質問に対し、「縄跳びでステップワークを磨くといいと思う」と小学生で極真空手を始め、中学1年でボクシングに転向した自身の経験を踏まえて答えた。サイン色紙をかけたジャンケン大会も、大いに盛り上がりを見せた。
来週末から米国スパーリング合宿
中谷は、8月7日(水)から12日(月)まで神奈川・相模原市の相模湖カントリークラブで走り込み合宿を敢行し、すでにスパーリングも開始している。22日に渡米し、スパーリング合宿に入る予定だ。
中谷潤人から目が離せない!
12日には親交のある柔道の東京・パリ五輪2大会連続金メダリストの阿部一二三選手(27)と会って、金メダルを持たせてもらったことを明かした。「(メダルは)想像していたより重たかった。色々な思いが詰まっているのを感じた。初防衛戦は、パリ出発直前で来場できなかったが、次戦は来てくれるようです」。
7月に衝撃的なKO勝ちでインパクトを残した中谷が、次戦に向けて早くも動き出す!
7月に衝撃的なKO勝ちでインパクトを残した中谷が、次戦に向けて早くも動き出す!