[試合後談話]2024.8.11
A級昇格をかけて刈谷市で激突!
シーソーゲームを制したのは?
樫谷樹歌(22=タイガーウイング)と酒井大成(28=宇部)が11日、刈谷市あいおいホールで開催された「中日本新人王決勝戦 FOREVAER CHALLENGE」のメインイベント、バンタム級6回戦で対戦した。
ドロー!
序盤は、樫谷がジャブを軸に丁寧な組み立てでペースを掌握。3回、ギアを上げた酒井は右フックを好打。後半は、得意の打ち合いで上回った。ジャッジに委ねられた採点は、三者三様の引き分けで決着がつかなかった。
「課題を克服して次こそは勝つ」<br>樫谷樹歌(タイガーウィング)
試合後、取材に応じた樫谷は、「前半はコントロールできたと思うが、相手の気持ちが強くて、後半に失速してしまった。次は、最後まで自分のボクシングを貫いて勝ち切りたい」と悔しさをにじませた。
「これからも少しずつ強くなっていく」酒井大成(宇部)
一方、猛追した酒井は「この試合に向けて北九州のHKスポーツジムに出稽古に行かせてもらい、今日は応援まで来てもらったのに、結果を出せなかった。後半は良かったが1~2ラウンドにジャブをもらいすぎてしまった」と唇を嚙み締めた。
A級昇格の条件である2勝目を挙げることはできなかった酒井だが、6回戦で1度引き分けており、この日のドロー(0.5勝)でA級昇格となった。酒井は「自分みたいなボクサーが大きなことは言えない。これからも少しずつ強くなっていきたい」と謙虚に語った。
A級昇格の条件である2勝目を挙げることはできなかった酒井だが、6回戦で1度引き分けており、この日のドロー(0.5勝)でA級昇格となった。酒井は「自分みたいなボクサーが大きなことは言えない。これからも少しずつ強くなっていきたい」と謙虚に語った。
佐野遥渉(LUSH)
この日は、WBCユース・スーパーフライ級新王者の佐野遥渉(21=LUSH)と日本ユース・ライトフライ級新王者の大木彪楽(21=浜松堀内)に、中日本ボクシング協会から功労賞として金一封が贈られた。
マイクを握った佐野は、「皆の応援のおかげで勝つことができた。現在、日本ランキング3位まで来ました。来年までには日本チャンピオンになります」と抱負を語った。
マイクを握った佐野は、「皆の応援のおかげで勝つことができた。現在、日本ランキング3位まで来ました。来年までには日本チャンピオンになります」と抱負を語った。
大木彪楽(浜松堀内)
3戦目で日本ユース王座を獲得した大木は、「日本ユースチャンピオンになることができました。これからも上を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と挨拶した。