[試合後談話]2024.7.28
亀田京之介vs中川麦茶! 因縁の再戦に完全決着!
因縁の対決!
日本フェザー級5位の亀田京之介(25=TMK)と日本スーパーバンタム級6位の中川麦茶(35=ミツキ)が28日、滋賀ダイハツアリーナで開催された「3150 FIGHT vol.9」のセミファイナル・58.0kg契約8回戦で対戦した。昨年8月(引き分け)以来の再戦。これまで何度も火花を散らし、感情をぶつけてきた京之介と麦茶が真っ向からぶつかり合った!
亀田京之介(TMK)の判定勝利
前回の対戦では、様子を見る時間が長かった亀田京之介と中川麦茶だが、今夜は、昨日行われた前日計量後のフェイスオフの勢いそのままに、試合開始のゴングが鳴ると、期待通りに打ち合いが始まった。ダウンはなかったが、最後まで各ラウンド接戦を続けた。ジャッジは3者ともに、右を当てた亀田を支持、会場は大盛り上がりのまま決着がついた。
「盛り上げることができた」
再戦を制した亀田は、「手応えの良いパンチを入れたが、ガードが固くて打たれ強かった。採点は2-1くらいかなと思った。麦茶選手を倒すには、このスタイル(打ち合いに行くスタイル)しかないと思い、親父さん(亀田史郎トレーナー)にお願いして教えてもらった。TMK GYMに移籍して充実した練習ができている。次はもっと進化した亀田京之介を見せられる。盛り上がって気持ちよかった。年内は、あと1試合できれば」と喜びに浸った。
激闘。
一方、最後まで気持ちを切らさず、打ち合った中川は、「負けはしたけど、それを越えたものを見せることができた。だけど、負けたのはやっぱり悔しい。(亀田選手に)今日の試合に懸ける思いを感じたし、俺も見せることができた。微妙なラウンドが多かったと思う。しかし、採点にゴチャゴチャ言っても仕方がない」と、清々しい表情で振り返った。
「負けたがそれを超えるものは見せた」
続けて、「息子が今ボクシングをしているが、(彼が)17歳になってデビュー戦をした時に、自分の引退試合ができれば。それまでは続ける。地元の滋賀で試合ができたことをうれしく思う。今日の試合を盛り上げたから、3150FIGHTは俺を出すしかないね」と、中川らしいコメントで締めくくった。
採点表