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[試合後談話]2024.7.25

35歳オールドルーキーのフエンテス北嶋が歌舞伎町を盛り上げた!

フエンテス北嶋(35=E&Jカシアス)の右!
 八王子中屋ジム主催の「新宿 歌舞伎町BOXING♯4」が25日、新宿FACEで行われた。最終第6試合では、東日本新人王ライト級準々決勝で、フエンテス北嶋(35=E&Jカシアス)と横山雅徳(22=厚木ワタナベ)が拳を交えた。
判定勝ち!
 ボディジャブから丁寧に組み立てた北嶋は、距離をキープしながら、ポイントを加点。最終4回、プレスをかける横山に対し、右オーバーハンドを叩きつけると、パンチをまとめて勝利を決定づけた。

 作戦遂行能力の高さを見せた北嶋は、「練習してきたことが上手くハマった。トレーナーに感謝したい」と、チームとしての勝利を強調した。
次戦、初めて後楽園ホールのリングに上がる
 総合格闘技をしていた北嶋だが、「元々、ボクシングが好きだったので、最後はボクサーとしてリングに上がりたい」とジムに入門すると、プロテスト受験ができるリミットの34歳で合格した。

34歳でプロテストに合格

 これまでの2戦はいずれも新宿FACEで、準決勝で初めて後楽園ホールのリングに上がる。北嶋は「この会場も好きだが、プロボクサーなら、やっぱり後楽園ホールでやりたいと思っていた。(勝ったことで、その権利を)自力で掴んだ」と胸を張った。
決勝戦では本多俊介(24)との同門対決の可能性も?!
 北嶋が出場するライト級は、反対ブロックに同じジムの本多俊介(24)が勝ち残っており、2人とも次戦を勝てば、同門対決となる。切磋琢磨する仲だが、「自分には時間がない。俺には俺のストーリーがあるので、譲る気はない」と言葉に力を込めた。