アストロラビオは中谷潤人攻略に絶対の自信!
WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級タイトルマッチの前日計量が19日、都内の東京ドームホテルで行われ、チャンピオンの中谷潤人(26=M.T)と、挑戦者で同級1位のビンセント・アストロラビオ(27=比)が秤の前で対峙した。試合は、両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 9」のメインイベントとして行われる。
※「Prime Video Presents Live Boxing 9」の第一試合開始は18時に変更されました。
計量を53.2kgでクリアした中谷は、普段通り、表情を少し緩めただけで、気負いはなく、落ち着いた様子で囲み取材にも応じ、「スムーズに(体重は)落ちたので、力がみなぎっている状態。(鬼門とされる)初防衛は気にしない。ようやく頑張ってきたことが実現できるので楽しみだし、結果を出したい。ネガティブな要素はない」と静かに答えた。
一方、53.3kgで計量を終えたアストロラビオは、笑顔でフェイスオフを終えると、すぐにホテルの部屋に戻ってリカバリーに入った。そのアストロラビオに代わって、ルールミーティングの前に取材に応じたノノイ・ネリトレーナーは、「120%の状態だよ。日本には4人のバンタム級世界チャンピオンがいるが、一番強いチャンピオンは、中谷だと思うが、この階級で一番強い選手はアストロラビオだよ」と絶対の自信を示した。
計量後にルールミーティングが行われ、中谷は白色のウイニング製、アストロラビオは赤色のウイニング製のグローブが使用されることが確認された。
■検診結果
中谷潤人
体温 35.7℃
脈拍 76/m
血圧 109/78 mm/hg
ビンセント・アストロラビオ
体温 36.4℃
脈拍 83/m
血圧 128/84 mm/hg
レフェリー:トーマス・テイラー(米国)
ジャッジ:マイケル・テイト(米国)
ジャッジ:ホセ・マンスール(メキシコ)
ジャッジ:クリストファー・ミリオーレ(米国)
立会人:マウリシオ・スライマン(メキシコ)