[試合後談話]2024.7.18
日本ユース・バンタム級新王者が誕生!
金城隼平(RE:BOOT)の左!
日本ユース・バンタム級王座決定戦、平井乃智(ひらい・だいち/23=石田)対金城隼平(23=RE:BOOT)が18日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル119」で行われた。
金城隼平(RE:BOOT)が新王者!
日本ユース・バンタム級王座決定戦の初回、サウスポーの金城は距離を詰めてくる平井に対し、前の手で距離を取りながら左ストレートを好打、ペースを掌握した。2回、平井は揺さぶりをかけながら、距離を潰そうとするものの、金城は左アッパーとボディワークで追撃を遮断。3回に入ると、距離を掴んだ金城が右フックでダウンを奪った。打ち合いに持ち込みたい平井だが、相手のテクニックに上手く展開を作れず。金城は距離を維持したまま、7回には左ストレートで腰を落とさせ、連打で平井にダメージを溜めると、最終8回に、ワンツーから連打で2度目のダウンを奪った。ノーカウントでレフェリーストップとなり、金城が日本ユース王座を勝ち取った。
「ユース王座はプロ入り前から目標だった」
プロ転向3戦目で日本ユース王座に輝いた金城は、「(ユース王座は)プロになる前から狙っていたタイトルなので、最初の目標をクリアすることができた」と、安堵の表情を浮かべた。
アストロラビオとのスパーリングが活きた
この試合に向けて、フィリピンでWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26=M.T)に挑戦する同級1位のビンセント・アストロラビオ(比)のスパーリングパートナーを務めて腕を磨いた。金城は「場面場面でアストロラビオとのスパーリングを思い出しながら戦った。左オーバーハンドは、フィリピンで磨いたパンチ」と胸を張った。
アストロラビオとのスパーリングが活きた
この試合に向けて、フィリピンでWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26=M.T)に挑戦する同級1位のビンセント・アストロラビオ(比)のスパーリングパートナーを務めて腕を磨いた。金城は「場面場面でアストロラビオとのスパーリングを思い出しながら戦った。左オーバーハンドは、フィリピンで磨いたパンチ」と胸を張った。
バンタム級にまた面白い存在!
東洋大学ボクシング部で活躍して、プロに転向した金城。アマチュア時代に富岡浩介(22=RE:BOOT)のスパーリングでジムに来た際、「射場哲也会長に教えてもらい、石井選手(石井渡士也(日本スーパーバンタム級1位)に揉まれたら強くなると思った」とRE:BOOTジム入りを決めた。
格上と戦っていきたい
日本ランキング入りが確約される日本ユース王座を獲得した金城は、「格上(の選手)と、どんどん戦っていきたい。ランカーに入るので、全員食っていく!」とさらなる飛躍を誓った。それを聞いていた射場会長から「大学もちゃんと卒業しないとだね」と言われると、照れくさそうに頭をかいた。注目のバンタム級にまた面白い存在が現れた!
格上と戦っていきたい
日本ランキング入りが確約される日本ユース王座を獲得した金城は、「格上(の選手)と、どんどん戦っていきたい。ランカーに入るので、全員食っていく!」とさらなる飛躍を誓った。それを聞いていた射場会長から「大学もちゃんと卒業しないとだね」と言われると、照れくさそうに頭をかいた。注目のバンタム級にまた面白い存在が現れた!
「距離が遠かった」
一方、平井は、「相手が上手かった。一発に懸けていたけど、思っていた以上に距離が遠かった。(戦前は)パンチがないと思っていたが、重たかった」と悔しさをにじませた。