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[前日計量]2024.7.17

日本ユース王座を懸けて東西ホープが激突!

日本ユース・バンタム級王座決定戦
 日本ユース・バンタム級王座決定戦の前日計量が17日、都内の東京ドームシティ内「blue-ing! DISCOVER」で行われ、平井乃智(23=石田)と金城隼平(23=RE:BOOT)の両者が計量に臨んだ。

 第6代チャンピオンを決める一戦は、明日(18日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル119」で行われる。
平井乃智(ひらい・だいち/石田)53.3kg
 大阪から乗り込んできた平井は、バンタム級リミットを200g下回る53.3kgでクリアした。「赤コーナーと青コーナーを意識して」と、髪の毛を赤と青でカラーリングして気合
いを入れてきた。

 平井は、「明日はグチャグチャの乱打戦に持ち込む」と意気込み、「勝って良い流れを作りたい」と、8月27日(火)に日本王座に挑戦する日本スーパーフェザー級1位の福井貫太(30=石田)と日本ウェルター1位の石脇麻生(25=石田)に、勝利のバトンをつなぐ決意を口にした。
金城隼平(RE:BOOT)53.4kg
 3戦目で日本ユース王座に挑む金城は、100gアンダーの53.4kgで計量を終えた。この試合に向けて、6月1日から23日までフィリピンで、WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26=M.T)に挑戦する同級1位のビンセント・アストロラビオ(27=比)のスパーリングパートナーを務めて腕を磨いてきた。

アストロラビオ(比)のスパーリングパートナーを務めた

 金城は「パンチがあり、瞬発力とロングレンジからのカウンターがすごかった。良い勉強になった」と収穫を口にして、「相手のスイッチも想定内。完封してチャンスが来たら、倒しに行く」と言葉に力を込めた。