[試合後談話]2024.7.14
札幌で道産子ファイターが大活躍!
若木フルスイング忍(畠山)が盛り上げた!
北海道畠山ジム主催の「Hokkaido North Fight 2024」が14日、シャトレーゼ ガトーキングダムサッポロで行われ、全7試合で熱戦が繰り広げられた。
2018年東日本スーパーフライ級新人王の若木フルスイング忍(38=畠山)がセミファイナル、54.5kg契約4回戦で相羽佑馬(21=高崎)と対戦した。5年ぶりにカムバックした若木にこの日、一番の声援が送られた。
2018年東日本スーパーフライ級新人王の若木フルスイング忍(38=畠山)がセミファイナル、54.5kg契約4回戦で相羽佑馬(21=高崎)と対戦した。5年ぶりにカムバックした若木にこの日、一番の声援が送られた。
2回TKO!
相羽のジャブをガードでブロックした若木は、リターンのジャブでペースを掌握。2回、若木は右フックで効かせると、上下に打ち分けダウンを演出。ダメージの深さを考慮したレフェリーは、ノーカウントで試合をストップした。
地元の期待に応えた若木は、「初回はタイミングを探った。セミファイナルで、プレッシャーは相当なものがあったが、まずは勝ててホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。
地元の期待に応えた若木は、「初回はタイミングを探った。セミファイナルで、プレッシャーは相当なものがあったが、まずは勝ててホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。
「パパ、おめでとう!」<br>長女の心ちゃん(3歳)から祝福
2019年7月、富岡浩介(RE:BOOT)に初回KO負けを喫して、「悔しかったが、これは格が違うなと。体を壊す前に辞めよう」と、この試合を最後にボクシングから離れた。引退後は結婚して、長女・心ちゃんが誕生。札幌に整体の店をオープンして、第二の人生を歩んでいた。
5年ぶりにカムバック
転機が訪れたのは、今年に入ってから。畠山ジム10周年のお祝いのためにジムを訪れた際、畠山昌人会長から「年齢制限が撤廃されたから、もう一度プロテストを受けてみてはどうか」と勧められ、「試合するつもりはなかったが、ライセンスを取っておこうと思って」と、今年2月にプロテストを再受験。地元で興行があるため復帰を決意した。
地元のリングに上がったのは19年ぶり!
若木が札幌のリングに上がったのは、2005年6月のデビュー戦以来、19年ぶりだった。「やっぱり地元はいいですね」と笑顔を見せた若木は、これでB級(6回戦)昇格を決めた。「年1回ペースでできればいいが、声がかかればどこでも行きたい。格上にもどんどん挑んでいきたい」と拳を握り締めた。38歳若木のこれからに期待だ!
5年ぶりにカムバック
転機が訪れたのは、今年に入ってから。畠山ジム10周年のお祝いのためにジムを訪れた際、畠山昌人会長から「年齢制限が撤廃されたから、もう一度プロテストを受けてみてはどうか」と勧められ、「試合するつもりはなかったが、ライセンスを取っておこうと思って」と、今年2月にプロテストを再受験。地元で興行があるため復帰を決意した。
地元のリングに上がったのは19年ぶり!
若木が札幌のリングに上がったのは、2005年6月のデビュー戦以来、19年ぶりだった。「やっぱり地元はいいですね」と笑顔を見せた若木は、これでB級(6回戦)昇格を決めた。「年1回ペースでできればいいが、声がかかればどこでも行きたい。格上にもどんどん挑んでいきたい」と拳を握り締めた。38歳若木のこれからに期待だ!
17歳村山康平(畠山)が初回KO!
ミドル級4回戦では、村山康平(17=畠山)と大槻治樹(33=changes)が激突。開始早々、村山が左右フックを叩きつけると、大槻は丁寧にジャブを突いて対抗。村山は打ち合いに持ち込むと、左フックでダウンを演出。再開後、パンチをまとめてレフェリーストップ勝ちした。
高校2年生が圧巻デビュー!
村山の主戦場はウェルター級だが、「地元での試合で声がかかったので」と2階級上のミドル級で、減量なしでリングに上がった。ゴロフキンvs村田諒太戦を見て、中学2年でジムに入門した村山は、16歳でプロテストに合格した。
6月に誕生日を迎えたばかりの高校2年生は、「いつかPrime video Boxingに出れるような選手になりたい」と目を輝かせた。
高校2年生が圧巻デビュー!
村山の主戦場はウェルター級だが、「地元での試合で声がかかったので」と2階級上のミドル級で、減量なしでリングに上がった。ゴロフキンvs村田諒太戦を見て、中学2年でジムに入門した村山は、16歳でプロテストに合格した。
6月に誕生日を迎えたばかりの高校2年生は、「いつかPrime video Boxingに出れるような選手になりたい」と目を輝かせた。
右:松橋大空(畠山)が激戦を制す!
極真空手全国大会優勝の実績を持つ松橋大空(19=畠山)は、53.2kg契約4回戦で山川倖平(21=黒潮)と拳を交えた。プレスをかけて積極的に攻め立てた松橋だが、3回にサウスポー山川の左ストレートを浴びてダウン。ダメージが残る中、4回に果敢に攻めて判定勝ちを手にした。
極真空手からボクシングに転向
激戦を制した松橋は、「ダウンしたし、判定は厳しいかなと思っていたので、勝てて本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。4歳から高校卒業まで空手をしていた松橋だが、「井上尚弥選手とドネア選手の試合を見て感動した」と、昨年4月にジムに入門し、今年2月にプロテストに合格した。
今後の目標を聞かれた松橋は、「一つずつ勝っていき、チャンピオンになりたい」と抱負を語った。
極真空手からボクシングに転向
激戦を制した松橋は、「ダウンしたし、判定は厳しいかなと思っていたので、勝てて本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。4歳から高校卒業まで空手をしていた松橋だが、「井上尚弥選手とドネア選手の試合を見て感動した」と、昨年4月にジムに入門し、今年2月にプロテストに合格した。
今後の目標を聞かれた松橋は、「一つずつ勝っていき、チャンピオンになりたい」と抱負を語った。
畠山昌人会長
イベントを終えた畠山会長は、「お客さんもたくさん入って(観衆870人)、地元の選手も活躍してくれて良かった」と興行の成功に手応えを感じていた。
この日、畠山ジムは4選手が出場し、3勝(2KO)1分の成績を収めた。畠山会長は「普段、アウェーで戦ってきた経験が活きた」と目を細めると、「選手にとってモチベーションになるので、これからも1年に1回は開催していきたい」と語った。
この日、畠山ジムは4選手が出場し、3勝(2KO)1分の成績を収めた。畠山会長は「普段、アウェーで戦ってきた経験が活きた」と目を細めると、「選手にとってモチベーションになるので、これからも1年に1回は開催していきたい」と語った。