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[前日計量]2024.7.8

石井渡士也と森且貴が復活を期す!

石井渡士也(RE:BOOT)が再起戦
 日本スーパーバンタム級1位の石井渡士也(23=RE:BOOT)と日本ミニマム級1位の森且貴(24=大橋)が8日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量を行った。

 タイトル戦以来の再起戦に臨む2人は、明日(9日)、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル118」に出場する。
「勝って次につなげる」
 セミファイナルに登場する石井は、56.0kg契約8回戦で元世界ランカーのエドワード・ヘノ(31=比)と対戦する。石井は契約体重ちょうどの56.0kg、ヘノは1.2kgアンダーの54.8kgでパスした。

 石井は、昨年10月に日本王者の下町俊貴(27=グリーンツダ)に挑戦。引き分けで惜しくもベルトに手が届かなかったが、実力者の下町と真っ向勝負し存在感を示した。石井は「初めてのタイトルマッチで良い経験になった。明日は、次につながる試合をしたい。チャンスが来たら仕留めにいく」と意気込んだ。

チャンスが来たら仕留めに行く

 勝てば、秋から行われる最強挑戦者決定戦に出場することが濃厚だ。「池側選手(池側純=日本2位/角海老宝石)と下町選手に引き分けている。明日の試合を勝てばリマッチが続くので、完全決着をつけたい」。群雄割拠のスーパーバンタム級を勝ち抜き、チャンピオンを目指す。
森且貴(大橋)が計量をパス!
 森は、ライトフライ級8回戦でパリニャ・カイカンハ(28=タイ)と拳を交える。森はライトフライ級リミットの48.9kg、パリニャは500gアンダーの48.4kgでパスした。

 計量後、取材に応じた森は、「上のレベルになり、パンチを警戒しすぎてしまっていた。自分の長所である思い切りの良さを出していきたい」と、原点回帰をテーマに掲げ、「会長から『勝てば、チャンスがくる』と言われている。とにかく勝ちにこだわりたい」と必勝を誓った。
再びタイトルを目指す
 昨年11月、日本王者の高田勇仁(26=ライオンズ)に挑戦した森は、6回にダウンを喫したが、後半に猛追し気持ちの強さを見せた。現在、日本ランキング1位の森は、次戦を勝って最強挑戦者決定戦に名乗りを上げたいところだ。