ボクシングモバイルニュース
[前日計量]2024.7.6

世界を見据える堤聖也が計量をパス!

堤聖也(角海老宝石)が登場
 WBA(世界ボクシング協会)バンタム級2位の堤聖也(28=角海老宝石)が6日、品川プリンスホテルで前日計量に臨んだ。

 世界前哨戦に臨む堤は、明日(7日)、両国国技館で開催される「Life Time Boxing Fights 22」セミファイナル56.0kg契約10回戦でウィーラワット・ヌーレ(22=タイ)と対戦する。

 試合の模様は、ABEMAで全試合無料ライブ配信される。
堤聖也(角海老宝石)55.8kg
 昨年12月のモンスターバンタム級トーナメント決勝戦以来のリングに上がる堤は、契約体重を200g下回る55.8kgで計量を終えた。

 主要4団体(WBA・WBC・IBF・WBO)で世界ランキング入りしており、世界初挑戦に期待が高まる堤は、「今回は世界前哨戦と言われているが、自分の中での前哨戦は昨年末の試合。いつ世界戦ができてもいいように準備してきた中で、一戦挟むことになった」と、位置づけを示した。
「警戒しながら戦う」
 横に並んだヌーレを見て「自分より身長が10cm高いと聞いていたが、対面してみてリーチが長く、握手した時に手がぶ厚いなと思った。警戒しながら戦いたい」と意気込んだ。
ウィーラワット・ヌーレ(タイ)55.5kg
 一方、55.5kgでパスしたヌーレは、「日本で試合をするのは今回で2回目だが、エキサイトしている。相手は世界ランキングを持っている強い選手だが、精いっぱい戦う」と静かに闘志を燃やした。
重里侃太朗(志成)
 日本スーパーフライ級2位の重里侃太朗(28=志成)は、スーパーフライ級8回戦でパイ・パーロップ(41=タイ)と拳を交える。両者ともスーパーフライ級リミットを200g下回る51.9kgでパスした。

 計量後、取材に応じた重里は「相手がどうこうではなく、自分をコントロールすること。殻を破るためにも、しっかりと倒す」と気持ちを高めた。。世界戦のアンダーカードで重里が存在感を示す。