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[前日計量]2024.7.5

岩田翔吉が世界に王手をかける!

岩田翔吉(帝拳)が世界をアピールする!
 WBO(世界ボクシング機構)・WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級1位の岩田翔吉(28=帝拳)が5日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。

 世界前哨戦に臨む岩田は、明日(6日)、後楽園ホールで開催される「第19回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインイベント、ライトフライ級10回戦でOPBF東洋太平洋同級6位のジャジール・トリニダード(26=比)と対戦する。
岩田翔吉(帝拳)48.8kg
 ライトフライ級リミットを100g下回る48.8kgでクリアした岩田は、「暑い中、調整が大変だったが、しっかりと仕上がった。試合間隔は空いたが、その間もスパーリングをしてきたので問題ない」と、万全のコンディションをアピールした。

 これまでダウン経験がないトリニダードに対し、「これまでも(KO負けのない相手を)倒してきた。作戦を遂行して魅せるボクシングをする」と、世界1位の力を見せるつもりだ。
「スカッと勝って世界へ」
 2022年11月、当時のWBO世界ライトフライ級王者のジョナサン・ゴンサレス(33=プエルトリコ)に判定負けを喫して以降、3試合連続KO勝ちでトップコンテンダーまで上がってきた。

 岩田は、「世界が見えてきた中で、ここからは全部勝たないといけない。相手は好戦的なので、初回から目が離せない試合になる。スカッと勝って世界にいきたい」と意気込んだ。
J・トリニダード(比)48.9kg
 11戦全勝(6KO)のトリニダードは、契約体重ちょうどの48.9kgで秤を降りた。アップセットを狙うべくリングに上がる。