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[帰国]2024.7.3

中谷潤人が大谷翔平に刺激!

米国から帰国
 WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級チャンピオンの中谷潤人(26=M.T)が3日、キャンプ先の米国ロサンゼルスから帰国した。中谷が防衛戦を迎える今月20日、WBO(世界ボクシング機構)フライ級王座決定戦で、加納陸(26=大成)と拳を交える中谷の拳友のアンソニー・オラスクアガ(25=米)も同じ便で来日した。
「充実したトレーニングができた」
 帰国後に取材に応じた中谷は、ロサンゼルスでは、90ラウンドのスパーリングのほか、「相手が嫌がるところに、しっかりと強いパンチを打つことを意識した」とサンドバッグ全力打ちなど、ハードトレーニングを消化したと言い、「充実した練習をしてきた」と手応えを掴んできたと明かした。

大谷翔平選手の本塁打を目撃!

 米国合宿中にドジャーススタジアムで2試合野球観戦し、そのうち1試合は大谷選手が本塁打を打ったという。これが人生初の野球観戦だという中谷は、「大谷選手が打席に立つだけで歓声がすごかった。海外で活躍している日本人選手を見て、自分も海外で良いパフォーマンスを出せるような環境に身を置ける選手になりたい」と言葉に力を込めた。
「一緒に勝ちたい」
 オラスクアガは、「相手をコントロールできるように、インサイドでもアウトボクシングでも戦えるように調整してきた」と、加納対策に時間を費やしたという。日本ではホテルではなく、中谷家で一緒に過ごして、試合を迎えるアンソニーは「歓迎されているし、居心地が良い」と感謝の気持ちを伝えると、中谷も「今回、初めて同じ日に世界戦をするので、一緒に勝ってベルトを巻きたい」と意気込んだ。