[前日計量]2024.6.26
注目の吉良大弥と由良謙神がプロデビュー!
吉良大弥(21=志成)
「Life Time Boxing Fights 21」で、揃ってプロデビュー戦を迎える吉良大弥(21=志成)と由良謙神(22=志成)が26日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で、前日計量に臨んだ。
フェイスオフ!
スーパーフライ級6回戦で、プロデビュー戦を迎える吉良は、51.8kgで計量をクリアした。同門の先輩で、7月7日に世界王座統一戦を迎える井岡一翔(35=志成)の米国ラスベガス合宿に、5月下旬から6月中旬まで約3週間参加した吉良は、世界4階級制覇王者の間近で、練習が上手くいかなかった後の気持ちの持ち方などを学んだことを明かした。現地のトレーナーからもアドバイスを受けたという若武者は、「改めて基礎が大事と実感した」と振り返った。合宿期間中は、同門で日本スーパーフライ級1位の重里侃太朗(28=志成)との共同生活で、自炊しながら、初めての海外生活も充実していたことを笑顔で明かした。
由良謙神(22=志成)
高校2年時にライトウェルター級でインターハイ優勝、東洋大学では、昨日、プロデビューした田中空(大橋)と田中将吾(大橋)らとチームメイトとして切磋琢磨してきた由良は、63.2kgで計量をクリアすると、「刺激を受けました」と目を輝かせた。それでも、最初からKOを狙うのではなく、「立ち上がりは冷静に、チャンスがあれば仕留めに行こうと思います」と気負いはなかった。スーパーライト級でデビューするが、今後は適正階級を探っていく。