ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2011.11.30

テイラーとディレルが戦線復帰

 元世界ミドル級王者ジャーメイン・テイラー(米)と、元スーパーミドル級世界ランカー、アンドレ・ディレル(米)が12月30日、米国カリフォルニア州カバゾンで揃って戦線復帰することになった。  
 テイラーは05年にバーナード・ホプキンス(米)のV21を阻んで4団体のミドル級王者になったが、07年にケリー・パブリック(米)に敗れて王座陥落。その試合を含め最近の5戦では1勝4敗(3KO)とスランプ状態に陥っていた。そのため参戦していた「スーパー・シックス」も途中離脱。以来、2年以上のブランクが続いていた。33歳。戦績は33戦28勝(17KO)4敗1分。再起戦の相手は27戦22勝(8KO)2敗3分の24歳、ジェシー・ニックロー(米)。
 同じく「スーパー・シックス」を途中離脱してリング活動から遠ざかっていたディレル(28歳)は、26戦24勝(10KO)2敗のダリル・カニンガム(米=37歳)と対戦する予定。
 ディレルは「スーパー・シックス」初戦ではカール・フロッチ(英)に惜敗したが、2戦目では当時無敗だったアルツール・アブラハム(アルメニア/独)に11回反則勝ちを収めていた。戦績は20戦19勝(13KO)1敗。