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[海外前日計量]2024.6.15

タンクとマーティンの因縁の対決!

アマプラ・ラスベガス決戦

 WBA世界ライト級正規王者ジャーボンテ・デイビス(29=米)が15日(日本時間16日)、米国・ラスベガスのMGMグランドで、同級2位のフランク・マーティン(29=米)を挑戦者に迎えて、3度目の防衛戦に臨む。以前、スパーリング中に起きた出来事で、袂を分けた二人の因縁の対決の前日計量が14日、ボクシングの聖地ラスベガスで行われた。

※WBA世界ライト級タイトルマッチ、デイビスvsマーティン戦は、WOWOWメンバーズオンデマンドで午前9時よりライブ配信される。

デイビスvsマーティン

 王者デイビスは、ライト級リミットの61.2kgよりも700g軽い60.5kgでクリア。挑戦者のマーティンも、300gの余裕を持って60.9kgでパスした。

 全勝のアフリカン・アメリカン対決となったデイビスvsマーティン戦。約4年前のスパーリングが、ストリートファイトのような激しい揉み合いとなって中断されて以来、犬猿の仲となった。3度目の防衛戦に臨むデイビスに対し、マーティンにとっては、旧知のビッグネームとの対戦が、世界初挑戦。実力を世間に知らしめるためには、十分な舞台が整った。スパー時の乱闘のきっかけは、マーティンの鋭い左ストレートが、デイビスに打ち込まれた後のデイビスにあった。喧嘩腰のラフな流れに持ち込んで、結果的には、フロイド・メイウェザーJr.(米国)までもが、リングに入って二人を止めるまでにー。その展開が明日のリングでも再現されるのかー。注目を集めている。