[前日計量]2024.6.13
女子新王者はどっちだ!
再戦!
WBO-AP女子スーパーフライ級王座決定戦の前日計量が13日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、OPBF東洋太平洋女子フライ級王者のチャオズ箕輪(36=ワタナベ)と元WBO(世界ボクシング機構)女子スーパーフライ級王者の奥田朋子(41=堺春木)が計量に臨んだ。
昨年3月以来の再戦(箕輪の判定勝ち)は、明日(14日)、後楽園ホールで開催される「VICTORIVAvol.14」のメインイベントとして行われる。
昨年3月以来の再戦(箕輪の判定勝ち)は、明日(14日)、後楽園ホールで開催される「VICTORIVAvol.14」のメインイベントとして行われる。
チャオズ箕輪(ワタナベ)51.9kg
先に秤に乗った箕輪は、スーパーフライ級リミットを200g下回る51.9kgでクリアした。奥田戦以来、約1年3ヶ月ぶりのリングに上がる箕輪は、「久しぶりの試合なので楽しみたい」と話し、「前回は消化不良だったので『チャオズ箕輪ここにあり!』をアピールする」と、明確な内容での返り討ちを誓った。
勝って世界をアピールする
箕輪が見据えるのは4度目の世界挑戦だ。「私がこの階級にいるのは、チャンピオン(晝田瑞希=三迫/WBO女子世界スーパーフライ級王者)がいるから。勝って世界にいく」と言葉に力を込めた。
勝って世界をアピールする
箕輪が見据えるのは4度目の世界挑戦だ。「私がこの階級にいるのは、チャンピオン(晝田瑞希=三迫/WBO女子世界スーパーフライ級王者)がいるから。勝って世界にいく」と言葉に力を込めた。
奥田朋子(堺春木)52.1kg
続けて、計量に臨んだ奥田は、リミットの52.1kgでクリアした。奥田は、「お互いに大幅に戦力が変わるわけではないので、あとは思い切りやるだけ。自分から積極的に仕掛けていく」とリベンジに向け、静かに闘志を燃やした。
勝って世界王座返り咲きへ
奥田も、ここを勝って世界王座奪還を目指す。「しっかりと勝って、晝田選手にアピールしたい」と意気込んだ。
勝って世界王座返り咲きへ
奥田も、ここを勝って世界王座奪還を目指す。「しっかりと勝って、晝田選手にアピールしたい」と意気込んだ。
WBO-APアトム級王座決定戦
WBO-APアトム級王座決定戦、日本同級8位の吉田里穂(21=RISE)対IBF(国際ボクシング連盟)同級11位の鵜川菜央(28=三迫)の前日計量も行われた。
両者とも、アトム級リミットを300g下回る45.9kgでパスした。
両者とも、アトム級リミットを300g下回る45.9kgでパスした。
吉田里穂(RISE)45.9kg
キャリア2年目でタイトル初挑戦を迎える吉田は、「相手は積極的に前に出てくるタイプだが、気持ちの強さを前面に出して戦う」と語り、「ジム初のタイトルマッチなので、必ず愛知にベルトを持ち帰る」と必勝を誓った。愛知県丹羽郡にあるRISE FIT GYM初のチャンピオンに気持ちを込めた。
鵜川菜央(三迫)45.9kg
拳を交える鵜川も、タイトル初挑戦だ。計量後、取材に応じた鵜川は、「ここまで支えてくれた人たちに感謝して、三迫ジムの選手らしく泥臭くチャレンジして、ベルトを奪いにいく」と必勝宣言した。