[試合後談話]2024.6.1
藤田健児が比国の刺客とV1戦!
藤田健児(帝拳)の左ボディ!
WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の藤田健児(30=帝拳)が1日、後楽園ホールで開催された「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナルに出場、同級3位のロデックス・ピアラ(比)を迎えて、初防衛戦に臨んだ。「上手さより、強さを見せる」と語った藤田のパフォーマンスに注目が集まった。
初防衛に成功!
序盤からサウスポー藤田が、左ボディストレートを決めてペースを握ると、2回に左ストレートでダウンを演出。5回にピアラの右オーバーハンドを浴びたが、その後も相手の強打をかわしながら、ボディにパンチを集めてダメージを与えた。KO決着に期待が高まったが、後半、ピアラは右フックで反撃に転じると、ブンブンとパンチを振り回しポイントを挽回。手数が減った藤田は、フットワークを使いながら決定打を避けた。1~5ポイント差をつけた藤田が初防衛に成功した。
左手首を骨折
リング上でインタビューに応じた藤田は、「言い訳になってしまうが…」と前置きした上で、8ラウンドに左手首を骨折したことを明かした。
「チャンピオンになって良い試合をしようと力が入り過ぎてしまった。相手はクレバーで、良いパンチをもらってしまった」と反省の弁を口にしたが、「これも良い経験で勉強になった。次こそは進化した姿を見せる」と前向きなコメントで終えた。試合後は病院に直行したため、記者会見は行われなかった。
「チャンピオンになって良い試合をしようと力が入り過ぎてしまった。相手はクレバーで、良いパンチをもらってしまった」と反省の弁を口にしたが、「これも良い経験で勉強になった。次こそは進化した姿を見せる」と前向きなコメントで終えた。試合後は病院に直行したため、記者会見は行われなかった。
「パンチは効かなかった」
一方、初黒星を喫したピアラは、「相手はノーソリッドパンチ。そんなに強くなかったよ」と強がった。
採点表