ボクシングモバイルニュース
[海外情報]2024.5.20

クロフォード対策に日本人王者が急きょ抜擢

マドリモフ(左)と岡澤(右)
 ボクシング日本代表として、今夏のパリ五輪出場を内定させている男子71kg級・岡澤セオン(INSPA)は、日本ボクシング連盟の強化事業として、ウズベキスタンで山籠もり合宿を敢行。このトレーニングには、WBA(世界ボクシング協会)スーパーウェルター級王者のイスライル・マドリモフ(ウズベキスタン)も合流した。岡澤は、マドリモフが8月3日に米国ロサンゼルスで対戦するテレンス・クロフォード(米国)の対策も担ったか。
岡澤はマドリモフを「めちゃくちゃいい奴。全力応援です」
 マドリモフと対戦するクロフォードは、ウェルター級3団体統一世界王者としてよりも、日本では井上尚弥とパウンドフォーパウンド(体重差のハンディを無視して、最強を決めるランキング)1位を競っている存在としてのほうが有名かもしれない。クロフォードは、適確な左右のスイッチ戦法が特徴だが、岡澤が2021年に世界選手権を制したサウスポースタイルについても、マドリモフにヒントを与えたようだ。