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[試合後談話]2024.5.4

坂井祥紀と豊嶋亮太が立場を入れ替えて再戦!

日本ウェルター級タイトルマッチ

 日本ウェルター級タイトルマッチが4日、東京・後楽園ホールで開催された「第15回WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインイベントで行われ、チャンピオンの坂井祥紀(33=横浜光)と豊嶋亮太(28=帝拳)が拳を交えた。

プレスからの左フックで距離を詰めた豊嶋亮太
 試合開始からプレスをかけて前で勝負する豊嶋に対して、スペースを作った坂井は、距離が詰まると左アッパーを連打して、右ストレートを打ち下ろした。最終回までもつれた打ち合いは、豊嶋に軍配が挙がった。
豊嶋亮太が日本タイトル獲得!
 念願の日本王座に就いた豊嶋は、「日本チャンピオンは、最初の登竜門。指名挑戦者(になったことも)含めて、王道を通れたのは嬉しい」と笑顔が弾けた。「久しぶりに2本(OPBFとWBO-APのベルト)を出して、3本並べてみたい」と続けた。
坂井はすぐに練習を再開する!
 試合後、控え室に戻った坂井は「5回終了時の採点で、思ったほどポイントが取れてなかった。打ち合いに行くか、距離を取るかで迷いが出た」と振り返り、「豊嶋選手のプレスに付き合わないようにしたが、消極的と思われたのかもしれない」と悔やんだ。

 今後に関する質問には、間髪入れずに「悔しいので、すぐにでも練習をやりたい」と再起に向けて、迷いはなかった。
採点表