ボクシングモバイルニュース
[前日計量]2024.4.19

原優奈vs奈良井翼! KO決着必至!

日本Sフェザー級王座戦が熱い!
 日本スーパーフェザー級タイトルマッチの前日計量が19日、大阪市内の関西JBC事務局で行われ、王者の原優奈(29=真正)と同級1位の奈良井翼(24=RK蒲田)の両者が計量に臨んだ。

 チャンピオンカーニバルとして行われる一戦は、明日(20日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインイベントで行われる。
原優奈(真正)58.8kg
 2度目の防衛戦に臨む原は、スーパーフェザー級リミットを100g下回る58.8kgでクリアした。計量後に取材に応じると、「モチベーションは高いまま、良い準備ができた」と仕上がりの良さをアピールした。

 「何も感じなかった」と、横に並んだ奈良井の印象を語り、「向かい合って、どう対応していくか」とリングでの感覚で戦うと述べた。
「新しい原優奈を見せる」
 試合のテーマを聞かれた原は、「新しい原優奈を見せる」とキッパリと言いきり「心も体も仕上がった。今回の僕はちょっと違いますよ」と、含みを持たせて会場を後にした。

 「今年の目標は、違うベルトをしばくこと」。原は指名挑戦者を撃破して、国内スーパーフェザー級でさらに存在感を示す。
奈良井翼(RK蒲田)58.7kg
 2度目のタイトル挑戦の奈良井は、200gアンダーの58.7kgで計量を終えた。ボクシングモバイルでの原のインタビューを読んだようだが、「いろいろと言っていたが、何も気にならない。私生活でもイライラすることがなくなった」と平常心を強調した。

 「向こうはフルマークの判定で勝つと言っているが、倒しに来ると思う。判定でもKOでも自分が勝つ。応援してくれている人たちのために、ベルトを東京に持ち帰る」とタイトル奪取を誓った。
伊藤千飛(18=真正)がデビュー戦
 アマチュア選抜大会2連覇の実績を持つ伊藤千飛(18=真正)は、55.0kg契約6回戦でヨーティン・トンカン(26=タイ)を相手にデビュー戦に臨む。伊藤は契約体重を100g下回る54.9kg、ヨーティンは300gアンダーの54.7kgでパスした。

 伊藤は、5歳からキックボクシングを始めて、小学6年生でボクシングに転向。アマチュア21戦20勝1敗を経てプロデビューする。配信プラットフォーム「U-NEXT」で映像配信が始まった「WHO'S NEXT」の強化育成選手に指定される期待の新人だ。

カウンターを見てもらいたい

 デビュー戦を控えた伊藤は、「子どもの頃から憧れていたプロのリング。早い段階で倒しにいく。明日は派手にかましますよ!」とKO決着を約束した。