[公開練習]2024.4.11
井上拓真「BUST THE LIMIT!」
限界突破!
WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王者の井上拓真(28=大橋)が11日、横浜市内の大橋ジムで公開練習に臨んだ。
5月6日(月・祝)、東京ドームで同級1位の石田匠(32=井岡)を迎え撃つ井上は、「何もさせずに完封して、最終的には倒す。判定勝ちとKOでは違う。KOにこだわっていきたい」と、2試合連続KO防衛に自信を示した。
5月6日(月・祝)、東京ドームで同級1位の石田匠(32=井岡)を迎え撃つ井上は、「何もさせずに完封して、最終的には倒す。判定勝ちとKOでは違う。KOにこだわっていきたい」と、2試合連続KO防衛に自信を示した。
「前戦から良いコンディション」
今年2月に元世界王者のジェルウィン・アンカハス(32=比)に9回KO勝ちし、初防衛に成功。それからわずか2ヶ月での試合だが、「前回の試合で作った体をそのまま維持して、仕上がった状態で練習に入れた。修正点はあるが、手応えを感じている」とコンディションの良さをアピールした。
王座防衛に自信
会見に同席した大橋ジムの大橋秀行会長も「試合期間が短いから不安だと思われているが、逆に調子が良くて、スパーリング内容もこれまでで一番良い」と仕上がりの良さに太鼓判を押した。
「勝って兄につなぐ」
兄・井上尚弥(31=大橋)と同日に世界戦の舞台に上がるのは4年半ぶりとなる。「ナオ(尚弥)が5ラウンドやるなら、自分は6ラウンドとか、切磋琢磨しながら練習ができている。前回は負けてしまったので(ノルディ・ウバーリ戦)、次はしっかりと勝って兄につなげる」。最高の形で勝利をバトンをつなぐ。
「ジャブが良くなった」井上真吾トレーナー
この試合に向けて、日本フェザー級王者の松本圭佑(24=大橋)やWBOアジアパシフィック・フェザー級8位の金子虎旦(26=帝拳)と、30ラウンドのスパーリングを消化した。
父・井上真吾トレーナーは「石田選手はジャブが上手いと言われているが、拓真もジャブが良くなっている。差し合いで勝てば、右も返しの左フックにもつなげることができる」と語った。
父・井上真吾トレーナーは「石田選手はジャブが上手いと言われているが、拓真もジャブが良くなっている。差し合いで勝てば、右も返しの左フックにもつなげることができる」と語った。
「バンタム級は井上拓真が一番強い」
特製Tシャツに書かれた「BUST THE LIMIT」(限界突破)について井上は、「前回の試合で自信がついたが、あれでは満足していない。さらに強さを見せる。『バンタム級は井上拓真が一番強い』とアピールする」と言葉に力を込めた。
会見後には、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを、それぞれ2ラウンド披露。自信に満ちあふれた表情を見せていた。
会見後には、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを、それぞれ2ラウンド披露。自信に満ちあふれた表情を見せていた。