[発表]2024.4.10
TJドヘニーがネリのリザーブ! 東京ドーム
TJドヘニー(アイルランド)
大橋ボクシングジムの大橋秀行会長が10日、横浜市内の大橋ジムで会見を開き、WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王者のTJドヘニー(37=アイルランド)が、5月6日(月・祝)、東京ドームで開催される「Prime Video Boxing 第8弾」第1試合スーパーバンタム級8回戦で、ブリル・バルゴス(フィリピン)と対戦することを発表した。
ネリが出場不可能となった場合、ドヘニーが代役挑戦者
大橋会長は「ネリ選手のリザーブとして試合を組んだ。ドヘニー選手にも伝えてOKをもらっている。ネリが少しでもオーバーしたら、井上尚弥vsドヘニーになる」と説明した。ネリが体重超過など不測の事態で出場が不可能になった時に、ドヘニーが挑戦者として代役で出場する。
この日、公開練習に臨んだ世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)は、「日本では珍しいが、(リザーブは)海外ではよくあること」と冷静に語った。
ネリが出場不可能となった場合、ドヘニーが代役挑戦者
大橋会長は「ネリ選手のリザーブとして試合を組んだ。ドヘニー選手にも伝えてOKをもらっている。ネリが少しでもオーバーしたら、井上尚弥vsドヘニーになる」と説明した。ネリが体重超過など不測の事態で出場が不可能になった時に、ドヘニーが挑戦者として代役で出場する。
この日、公開練習に臨んだ世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)は、「日本では珍しいが、(リザーブは)海外ではよくあること」と冷静に語った。
昨年10月にWBO-AP初防衛に成功
ドヘニーは、2018年8月に岩佐亮佑(セレス→引退)に判定勝ちし、IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王座を獲得。2019年4月にダニエル・ローマン(米)との王座統一戦で敗れたが、昨年6月に中嶋一輝(30=大橋)に4回TKO勝ちし、WBO-AP王座を獲得。同年10月にはジャフェスリー・ラミド(24=米)を初回TKOで下し、初防衛に成功した。
ネリは1ヶ月前計量で58.7kg
大橋会長は、WBCが世界戦で義務付けている試合前の1ヶ月前計量で、ネリが58.7kgだったことがWBCより報告されたと明かした。
チケットの売れ行き好調!
チケットの売れ行きも好調で、4月13日(土)午後12時からチケットの一般販売が開始されるが、残りは数千枚。最高額の22万円の席は売り切れたという。
リセールも行われる予定で、チケットの転売対策も行う。「観客数は言えない」(大橋会長)としたが、超満員は確実だ。
リセールも行われる予定で、チケットの転売対策も行う。「観客数は言えない」(大橋会長)としたが、超満員は確実だ。
「選手に感謝したい」
大橋会長は「尚弥が実力だけで東京ドームでできること。これはボクシング界にとって大きな出来事で感慨深い」と、井上が話題性ではなく、己の拳だけで強い相手に勝ち続けて、世界中から注目され、"王道"で東京ドーム開催にこぎつけたことに触れると、「ボクシングジムを作って30年で最高の舞台。こんな場所に連れてきてくれた選手に感謝したい。選手あっての大橋ジム」と感謝の気持ちを言葉にした
「東京ドームからが新たな始まり」
「ここからが新たな始まり。尚弥だから(東京ドームで)できるが、尚弥に続くようなスターが出てこないといけない。そのような選手を誕生させることが、ボクシング界や自分の役目だと思う」と、これからも日本ボクシング界の繁栄に全力を注ぐ。