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[公開練習]2024.4.9

西田凌佑! ロドリゲス攻略に自信あり!

世界初挑戦の西田凌佑(六島)
 IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級1位の西田凌佑(27=六島)が9日、大阪市内の六島ジムで報道陣に練習を公開した。

 西田は、5月4日(土)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で、王者のエマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)に挑戦する。

 デビューからコンビを組む武市晃輔チーフトレーナーは、「やってみないとわからないが、用意してきたパターンがどれかハマるのではないか」と、ロドリゲス攻略に自信を示した。
決戦まで残り1ヶ月を切った
 先週まで、階級上のアマチュア選手2人とのスパーリングで腕を磨いた。バンタム級では170cmと長身の西田に対し、体格が大きくスピードがあるパートナーを招聘した。

 武市トレーナーは「西田は懐が深いが、自分より体が大きくて、テンポが速い選手とスパーをさせた。思い通りの動きができず、ストレスをかけさせることが目的。距離が遠い相手にどのように対応するか考えさせたかった」と課題を与えた。その結果、「ボクシングの幅が広がった。収穫ありです」と手応えを感じたようだ。
「コンディションは絶好調」
 西田は「いつもアマチュア選手とのスパーリングは、ラウンド数が短いため、(相手のテンポが速く)ペースを取られたままで終わっていたが、今回は、2人を相手に4ラウンドずつ(8ラウンド)をすることで、途中から流れを変えることができた」と収穫を口にした。
ロドリゲス攻略へ!
 武市トレーナーは「いくつものパターンを用意して西田と共有している。すべてにおいて(相手に)上回られたら仕方がないが、どれかはハマると思う」と語った。

 "西の策士"として、これまで数多くのチャンピオンを育て上げてきた名トレーナーの手腕にも期待だ。

 この日、西田はシャドーボクシング6ラウンド、ミット打ち6ラウンドでたっぷりと汗を流した。