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[前日計量]2024.4.5

46歳野中悠樹がベルト奪取を宣言!

OPBF東洋太平洋Sミドル級王座決定戦
 OPBF東洋太平洋スーパーミドル級王座決定戦の前日計量が5日、大阪市内の関西JBC(日本ボクシングコミッション)事務局で行われ、同級9位の野中悠樹(46=ミツキ)と同級7位のサム・ソリマン(50=豪)が計量に臨んだ。

 試合は、明日(6日)、大阪・堺市産業振興センターで開催される「ミツキ杯 SURVIVE vol.27」のメインイベントで行われる。
「やってきたことを出す」
 53戦目のリングに上がる野中は、スーパーミドル級リミットを300g下回る75.9kgでクリアした。計量を終えた野中は、「あとはしっかりとリカバリーして、やってきたことを出すだけ。会長が自分に期待してくれているのを感じる。その期待に応えたい」と意気込んだ。
勝てば46歳3ヶ月でのタイトル獲得
 「年齢と戦績通り、落ち着いていて貫禄がある」と、拳を交えるソリマンの印象を語り、「尊敬しているからこそ、しっかりと勝ちにいく。次戦を勝ったからといって、すぐに世界ランキングに入るとは思わないが、勝たないことには先に進まない。これまでと変わらず大事な試合」と位置付けた。

 野中が勝てば、46歳3ヶ月でのタイトル獲得で、国内最年長王座奪取記録を更新する。
元IBF世界ミドル級王者ソリマン
 元IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者のソリマンは、700gアンダーの75.5kgで秤を降りた。ソリマンが日本のリングに上がるのは2003年11月以来、20年5ヶ月ぶりだ。
 
 オーストラリアから乗り込んできた古豪がベルトを奪いに行く。