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[会見]2024.3.26

井上拓真「相手に何もさせない」

井上拓真(大橋)が完勝宣言

 WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王者の井上拓真(28=大橋)が26日、4月15日(月)午後9時からWOWOWで放送される「エキサイトマッチSP 井上拓真vsアンカハス」の収録後に取材に応じた。

 5月6日(月・祝)に東京ドームで、同級1位の石田匠(32=井岡)を迎え撃つ井上は、「パンチは当たらないと意味がない。当日は何もさせない」と、3月21日(木)の記者会見で「バチバチ行く」とKO宣言した石田に応戦した。


【放送・放送日】
4月15日(月)午後9:00[WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
エキサイトマッチSP
「井上拓真vsアンカハス」「ダラキアンvsユーリ阿久井政悟」
「改善点が見つかった」
 初めての解説を終えた井上は「過去一番良い試合だった。自信につながった」と笑顔を見せたが、「接近戦でバランスを崩してしまったので、次戦は体の軸をブラさずに戦い抜きたい」と改善点を口にした。
アンカハス戦
 アンカハス戦から4日後にはロードワークを始めた拓真は、1週間後にはジムワークを再開。日本フェザー級王者の松本圭佑(24=大橋)とのスパーリングで調整している。「石田選手のジャブを外して、どのようにかいくぐっていくか」とキーポイントを挙げると、「中間距離でも接近戦でも上回る」と王座防衛に自信を示した。
「勝って良いバトンを渡す」
 兄・井上尚弥(30=大橋)と世界戦で競演するのは、2019年11月以来4年半ぶり。「しっかりと勝って、良いバトンを渡す」と、前回は成し遂げることができなかった、『兄弟揃って王座防衛成功』に気持ちを高めた。